山本です。
春は出会いと別れの季節です。
まあ、
考えてみると夏も秋も冬も出会いと別れの季節です。
年がら年中いつでもどこでも、出会い別れはつきものです。
コトリ会議にも一つの季節がめぐってきました。
劇団員の室屋和美が、4月18日づけでコトリ会議を退団します。
生活環境がかわった事も理由の一つではありますが、何より喜ばしい理由は、彼女がまた一つ、演劇への関わり方を発見して、それに挑戦したいというものです。
室屋さんはお芝居を作る事をやめるつもりではありません。
主に劇作家として、演出家として、彼女の色濃いお芝居を作ってゆくのです。
これからの室屋さんの活躍にご期待ください。
おめでとう室屋和美!!
…残された劇団員はさびしくなります。
しかしご心配には及びません。
コトリ会議にはこういう時の為の救済措置があるんです。
それは、退団した人は、劇団員に毎月一回焼き肉をおごるというもの!
おめでとう僕たち!
このブログを読んでくださってる皆様チャンスです。
今、コトリ会議の劇団員になれば、毎月一回焼き肉が食えます、はずです!
そして、この救済措置が発動したことは未だかつてございません!
この前東京で会ったコトリ会議前代表はぬけぬけと、「そんなの守るわけないじゃんバカじゃないの」と片付けました。
僕たちは室屋和美を信じている。
彼女のこれからの活躍を。
そして焼き肉を…!
室屋さん、お疲れ様でしたー!!
(山本が覚えているかぎりの、室屋和美コトリ会議での略歴)
・西暦2010年か2011年
コトリ会議劇団員が二人になる。
劇団のっとりのチャンスと考えた室屋和美、コトリ会議入団。本人曰く、入団理由はコトリ会議を終わらせたくなかったから、だと。
・2012年8月
コトリ会議演劇公演10回め「もうひとつは君のぶん」出演。
真面目な役をさせるも演出納得せず。劇団内での彼女の役者としての役割が、喜劇女優として定まる。
・2012年10月
伊丹アイホール自主企画「北村想の現在/座標」リーディング公演に参加。
リーディングやのに1ページ台詞をすっ飛ばして読む。切羽詰まって同じ台詞を5回繰り返す。客演さんに収集してもらい赤っ恥をかく。演出も赤っ恥をかく。僕はまだ覚えている。
・2013年4月
コトリ会議演劇公演11回め「にくなしの、サラダよ」出演。
お芝居中に皆に抱擁する場面の室屋がぎこちない為、血を吐く程練習する。演出、ダメ出しし過ぎて血を吐く。
・2013年11月
コトリ会議梅田公演「いい匂いの人がブラブラしてる」脚本。
3つの短編公演の一つの脚本を担当。
室屋脚本好評を得る。
演出ひがむ。
・2013年大晦日
名古屋のミソゲキに役者として参加。
名古屋の皆さんに室屋和美モテる。
劇団員皆でひがむ。
・2014年2月
コトリ会議演劇公演12回め「こりす池のともぞう」出演。
場当たりのくそ忙しい最中、室屋和美、ちょっと高さを上げた舞台にひょいと上がれない事実が発覚。主に体格が原因。
演出から、「芝居のためでなく健康の為に痩せてくれ」と懇願される。
・2014年6月
コトリ会議演劇公演13回め「はなの台ふき/おなかごしのリリ」前説で参加。
普段役者で立つより笑いをとる。また一つ、コトリ会議での立ち位置が「前説役者」と定まる。
・2014年10月くらい
コトリ会議代表、室屋を正式な劇団員に格上げしていなかった事に気づく。今まで仮劇団員という肩書きであった。室屋、代表に平謝りされる。
・2014年12月
コトリ会議演劇公演14回め「社会のまど開放戦線、秋」出演。
衣装の浮き輪が妙にしっくりおさまる。
演出、笑いを堪えるのに必死になり稽古進まず。公演中止を考える。
2015年5月
gate#13にコトリ会議「チラ美のスカート」で参加。室屋、演出助手と照明操作を担当。
照明操作がテンパって務まらず、他劇団員と交代する。でも本番ではブースに入り、一所懸命勉強する。
2015年10月〜2016年4月
対ゲキのコトリ会議作品のうち、名古屋、大阪、東京公演に出演。
この頃になると、喜劇女優としての才能が開花して、バンバン笑いをとる、はずであった。
相変わらず、テンパると、台詞をとばすし、どうしようもなくなるけれど、調子にのっているときの室屋和美は、本当に面白かった。
今まで本当にありがとうございました。
室屋さんの今後の活躍をそれなりに期待しています。
山本くんが困っているなら、ふらっといきます、いけるときに。
焼肉は、月一で参加します。
お願いします、今から先も。
コトリ会議の今後の活躍、期待しています。