2016年04月19日

コトリ会議代表交代のお知らせ


山本です。

コトリ会議からお知らせです。

2016年4月19日をもって、山本が劇団コトリ会議の代表を降ります。
新しく、劇団員の要小飴(カナメコアメ)が代表になります。

コトリ会議作品では、「いい匂いの人がブラブラしてる」「はなの台ふき」「くるいって何処からくるの」「チラ美のスカート」「新幹線も弾く毛布と愛おしい明け方」に出演しています。
また、演出助手、小道具制作として、コトリ会議の作品を支えています。


きっかけは、対ゲキツアーの新潟公演から山本が戻ってきた時に、稽古場で発した一言でした。

「芋煮がさ、おいしかったんだよ…」

作品制作でちょっぴり疲れた山本。新潟公演の稽古中(新潟公演の稽古は、山形県で三日間行われました。短いっ!)、お泊まり先でふるまわれた芋煮が、涙が出る程おいかった、窓から見える日本庭園、その先に広がる田園風景とあいまって、久しぶりに日本人としての安らぎを思い出したというのです。

その話をする山本の黒目を見た劇団員は揃って、「こいつはすぐにでも故郷に逃げ帰って、お布団から出てこない気でいやがるぞ」と直感したのです。

すぐに稽古場のドアに鍵がかけられます、外から。窓は、そのサイズにぴったりのベニヤ板によって塞がれ、日光が遮断されます。
時すでに遅し。山本が気づく頃には、劇団員による包囲は完了していたのです。

何処から用意したものなのか、卓上明かりが、グイッと山本の顔に向けられます。
眩しさに目を細める山本が、逆光の向こうに見たものは、恨みと欲望で歪みきった劇団員の笑顔でした。

「ここでやめさせるわけにはいかない」
「一人で逃げるのか」
「早く大物プロデューサーを紹介しろ」
「馬鹿な人。私はうまく抜けてみせるわ(室屋)」

恐ろしいことです。
演劇というのは片足を突っ込んだが最後、よほど賢くない限り、身も心もズタズタになるまで抜け出す事が出来ないのです。

暗闇の中、浮かび上がるのは山本の泣きべそ。
泣き言よりもダメ出しを求めてくる、ギリギリに尖った劇団員の声。

幾日が過ぎたでしょうか。
山本の足枷を解いたのは、用意周到に窓枠ぴったりのベニヤ板を持ってきていた要小飴でした。
全ては彼女の手の内だったのです。
「芋煮…芋煮…」うわ言を繰り返すだけの山本に見切りをつけた彼女は、お得意の甘ったるい声で提案を始めます。

「私を代表にしてはどうか」

勝った…
表情一つ崩さずに、要小飴は心で呟きます。
劇団員も心で呟きます。
「あ、そういえば代表は山本だった…」
皆がそう思う程に、既にコトリ会議の内側は、彼女が仕切っていたのです。
そしてさらに恐ろしい事には、スルメみたいにカサカサになった山本をさらにさらにしぼりあげて、作・演出としてこき使う腹積もりなのです。
山本に拒否する事は許されませんでした…。


僕の主観も通してますから、少しは誇張もあるかもしれませんが、大まかにこんな感じです。


今までコトリ会議を応援してくださった皆様、本当にありがとうございます。

要小飴は本当に俊敏になんでもこなします。少なくとも山本よりはこなします。
これからのコトリ会議にご期待ください。

また、これからコトリ会議を応援してやろうかと思案してくださっている皆様、そのまま、ぜひにお願いいたします。

まだ次の予定も発表出来ない状況ではありますが、今まで以上に面白い作品を作るため、あれやこれやと話し合っています。

これからのコトリ会議もひょいひょいと、覗いてくだされば幸いです。


コトリ会議
山本

posted by コトリ会議 at 22:45| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]