長文で書くのはやっぱりブログね、若旦那家康です。
以下のようにアフタートークが決定しているので、そのまとめと、説明をします。
6月13日(水)19:30 山ア健太(演劇研究家/『紙背』編集長)×山本正典
6月14日(木)19:30 糸井幸之介<FUKAIPRODUCE羽衣>(作家・演出家・音楽家)×山本正典
6月15日(金)11:00 天野天街<少年王者舘>(作家・演出家)×山本正典
15:00 半澤裕彦<本多劇場/スイッチ総研>(制作)×黒澤たける<ゆうめい>(制作)×若旦那家康
19:30 宮永琢生さん<ままごと>(プロデューサー)×若旦那家康
6月16日(土)11:00 Aokid〈Aokid city〉(振付家/アーティスト)×若旦那家康
6月17日(日)16:00 小濱昭博<劇団 短距離男道ミサイル>(俳優統括/演出)×山本正典
山ア健太さんは昨年の『あ、カッコンの竹』の時にも制作の私とのアフタートークに出演していたので2度目の登壇になります。
2016年に短編『あたたたかな北上』をご覧いただいてまして、このたった1本の観劇で翌年の『あ、カッコンの竹』を観ぬまま、山アさんが編集している『紙背』第2号への掲載を決めていただきました。
その際に「『あたたたかな北上』を観てまぐれあたりではないのはわかる」と言うようなことで掲載していただきましたが、昨年からの成長や、変化があったのかを今年は作家・山本正典から聞き出してもらうことになります。
FUKAIPRODUCE羽衣は2014年の伊丹市立演劇ホール(アイホール)の次世代応援企画break a legにコトリ会議と同時に選ばれていました。
糸井さんと山本は作風・手法は異なれど、ヒトが生まれてから死ぬまでを主なテーマとして作品をつくっていると思われます。あと「母」というテーマとかの共通点。(そういうと寺山修司とかも「母」だけど)
ほぼ初対面にして二人ともシャイなので話が弾まず間が恐ろしいアフタートークになる気配があります。
天野天街さんはずっとあこがれの演出家でした。対ゲキで愛知を拠点としたオレンヂスタに少年王者舘劇団員「る」さんが出演していたご縁で、繋がることが出来ました。
ちょうど東京での少年王者舘の公演の稽古中で、私が山本と天野さんを会わせたい、天野さんにコトリ会議を観て欲しいが叶いました。
これまた山本君には針のむしろのようになるのではないかと思うと申し訳ない。とか思わなくもない。
半澤さんと黒澤さんは関東で今活躍する平成生まれの制作者です。昭和生まれで地方で制作する若旦那家康と、それぞれの価値観を持って作品に対する挑み方を話してみたいと思います。
コトリ会議って11年間地方でやっている劇団の作品を観てどう思うのでしょうか?
トークの中から僕はヒントを引き出して、頑張っていこうと、若いエネルギーを吸おうと必死です。
宮永さんのプロデュースする「ままごと」の柴幸男さんは山本と同い年です。(82年生まれの演出家の多いこと!)劇団をこれからどこへ持っていくか作家・演出家・代表とは違う立ち位置の舵の取り方をお話しできればと考えています。
やっぱり、ままごとの、宮永さんのやっている活動は魅力的だなぁと思っています。
Aokidさんはダンサーという認識でしたが、グラフィックアートも手がけており、演劇的な活動もしている、あらゆる視点からコトリ会議のようなこれぞ小劇場はどのように見えるのかというのを見比べていければと思います。
あと、僕がAokidくんがどういう思いなのか、単純に聞きたい。
小濱さんは劇団 短距離男道ミサイルの前身となる若伊達プロジェクトで山本の作品『桃の花を飾る』を震災後に演出して上演をしてもらって以来、ずっと旧友のような存在です。
対ゲキも一緒にまわったからね。アゴラも一緒にやった仲ですね。
東京公演の翌週の仙台公演でも受け入れをしてもくれます。地方から東京へ、東京から地方へ橋渡となる引き継ぎアフタートークです。
トークはお客さんにももちろん深まるはずのものだし、僕らも深めてみます。
もっとアーカイブ化そして可視化した方がいいのが課題。
としあえずお楽しみください!
http://sizumira.starfree.jp/index.html