山本です。
対ゲキ5都市公演終了しました。
ご来場いただいた皆様
お手伝いしてくださった皆様
本当にありがとうございました。
昨年10月の仙台公演から始まり、こないだ4月の東京公演まで、まさかこんなに長いこと三劇団でつるむとは思っていませんでした。
短距離男道ミサイルとオレンヂスタ、脱いだり踊ったりと濃い2劇団。
相性は最悪。
このままではコトリ会議の繊細で緻密で上品なお芝居がかき消されてしまう…
コトリ会議劇団代表は卑劣な方法を選びました。
お客様の気をひく為には、続きが気になるように仕向ければいいんだ。
三都市めぐるのであれば各都市ごとの三部作、連作にすればいいんだ。
そうすれば皆が見てくれるにちがいない…!
もちろん代表は気づいていました。
三都市で連作を上演したって誰が見に来てくれるものか。こんな考え、ただ面白いだけじゃないか。
でも思いついたからには実践しなければ男とはよべません。
代表は男を選びました。
それがコトリ会議のよく分からない苦しみの始まりだったのです。
なぜ短期間に三作品分の稽古をしなければならないのか。
山本は台本書けるのか。
しかし苦しみの分だけ、面白い出会いがありました。
仙台公演に出演してくだすった村岡さん。
仙台の劇団、屋根裏ハイツさんの女優さんですが、1ヶ月大阪に滞在してがんばってくれました。
そして小さいくせによく跳ねて、あまり静止してくれないので身長の特定が出来ませんでした。
僕の予想では彼女112センチです。
その小さな身体で、彼女はなんと、対ゲキ大阪公演も東京公演も見に来てくれたのです。世の中には、もっと有効に使える時間のある事を諭すべきでした。
そして突劇金魚さんから山田君。仙台公演打ち上げでベロベロに酔っぱらって、眠たい山本を朝4時まで寝かさず、自分は早朝の帰りのバスに乗り遅れそうになり、皆が最後までめっちゃ心配しました。
そしてそして野村由貴さん。コトリ会議には三度めの出演です。とてもお世話になってる方です。だからこそ、やっかいです。コトリを知り尽くしている彼女は、皆で力を合わせて決行した若旦那家でのドッキリに全く引っ掛からず、お風呂場からゾンビ役で驚かせに出てきた山田君を鼻で笑ったのです。…鼻で!
新潟公演でお世話になったのは、新潟の劇団アンダンテさんの石川さん。
新潟の劇団なのに、山形県から車で片道3時間の距離を通っているという人です。真面目を通り越してバ…と、何度も言いかけたのですが、彼のお祖母様の作ってくださった芋煮が凄まじく美味しかったので、バカですね、とはかろうじて言わずにすみました。
そして新潟の小劇場、えんとつシアターの支配人、逸見(へんみ)さんも出演してくださいました。
新潟公演は山本も加えての男三人芝居。仙台公演を終えた山本が単身新潟に乗り込み三日間の強行稽古を経て本番に臨む無茶苦茶なもので、案の定細かい稽古が出来ず、とりあえず動いて叫べとコトリ会議演出部からの要請があり、やはりというべきか、逸見さんは喉を潰してしまいました。ゲネで。
僕は東京で逸見さんにお会いしてきちんと言いました。なんでゲネで潰すんですか、と。
名古屋公演では、なぜかコトリ会議の大阪公演ではなく名古屋で出演してくださる小中さん。なぜ彼女は名古屋ばかり出演してくださるのでしょうか。よくわかりません。
大阪公演では、今までなぜかコトリ会議の大阪公演ではなく名古屋で出演してくださっていた小中さん。なぜ彼女は名古屋ばかり出演してくださってたのでしょうか。しかし今回やっと大阪公演で出演してくださいました。
コトリ会議あるあるの、女優はなぜか自分の役が命を落とす、突然長セリフを喋らされる、を見事にやってのけてくださいました。
彼女の推定身長は112センチです。あ、村岡さんと一緒だ。
そしてピッコロ劇団さんの原さん。
座組の中では年長組やのに、なぜか一番若々しい方でした。
どこへ行くにも自転車で、あとカレー好きそう。
誰よりもよく動き、そして誰よりもよく台詞をかんでいました。
誰よりもよく喋り、誰よりもよく笑い、そして誰よりもよく台詞をかんでいました。
そんな原さんを矢面に立たせ、おいしいポジションをキープしていたのが、空間 悠々劇的さんの竹内さんでした。
「本気出すのとか趣味じゃないんで」みたいな顔しながら、台詞を覚えるのが一番早い方でした。きっと皆の見ていないところで、唇がちぎれる程に台詞をかえしていたに違いありません。
そのくせ、パズドラばっかりしてるんスよ〜とか言って、共演者の油断を誘う事も怠らない方でした。
そんな出演者の皆さんが、はるばる東京まで見届けに来てくださった東京公演。
受付で皆の顔を見るたんび、あぁ来てくれた、あぁ来てくれたとひそかに目頭が熱くなりました。
他にも、5都市あわせて1000名をこえるお客様を受け付けてくださったスタッフの皆様。
都市毎になぜか変わって行くコトリ会議の演目にも、しっかり対応してくれた照明の神崎さん、音響の中村さん。嫌じゃない顔一つせず、しっかり小言を聞かせてくれました。
…書けば書くほどに、それ以上の人の顔が思い出されるくらい、出会いのあった公演でした。
それにともなう思い出は数知れず。
全部書き出すと半年はかかるので、ここいらで締めます。
あらためて、対ゲキツアーを見てくださった皆様、お手伝いいただいた皆様、本当にありがとうございます。
最後にこれだけは…
新潟B級グルメのイタリアンは、普通のおいしさ!
もっと旨いとか不味いとか、どっちかになさいよ!
ありがとうございましたー
対ゲキ5都市公演終了しました。
ご来場いただいた皆様
お手伝いしてくださった皆様
本当にありがとうございました。
昨年10月の仙台公演から始まり、こないだ4月の東京公演まで、まさかこんなに長いこと三劇団でつるむとは思っていませんでした。
短距離男道ミサイルとオレンヂスタ、脱いだり踊ったりと濃い2劇団。
相性は最悪。
このままではコトリ会議の繊細で緻密で上品なお芝居がかき消されてしまう…
コトリ会議劇団代表は卑劣な方法を選びました。
お客様の気をひく為には、続きが気になるように仕向ければいいんだ。
三都市めぐるのであれば各都市ごとの三部作、連作にすればいいんだ。
そうすれば皆が見てくれるにちがいない…!
もちろん代表は気づいていました。
三都市で連作を上演したって誰が見に来てくれるものか。こんな考え、ただ面白いだけじゃないか。
でも思いついたからには実践しなければ男とはよべません。
代表は男を選びました。
それがコトリ会議のよく分からない苦しみの始まりだったのです。
なぜ短期間に三作品分の稽古をしなければならないのか。
山本は台本書けるのか。
しかし苦しみの分だけ、面白い出会いがありました。
仙台公演に出演してくだすった村岡さん。
仙台の劇団、屋根裏ハイツさんの女優さんですが、1ヶ月大阪に滞在してがんばってくれました。
そして小さいくせによく跳ねて、あまり静止してくれないので身長の特定が出来ませんでした。
僕の予想では彼女112センチです。
その小さな身体で、彼女はなんと、対ゲキ大阪公演も東京公演も見に来てくれたのです。世の中には、もっと有効に使える時間のある事を諭すべきでした。
そして突劇金魚さんから山田君。仙台公演打ち上げでベロベロに酔っぱらって、眠たい山本を朝4時まで寝かさず、自分は早朝の帰りのバスに乗り遅れそうになり、皆が最後までめっちゃ心配しました。
そしてそして野村由貴さん。コトリ会議には三度めの出演です。とてもお世話になってる方です。だからこそ、やっかいです。コトリを知り尽くしている彼女は、皆で力を合わせて決行した若旦那家でのドッキリに全く引っ掛からず、お風呂場からゾンビ役で驚かせに出てきた山田君を鼻で笑ったのです。…鼻で!
新潟公演でお世話になったのは、新潟の劇団アンダンテさんの石川さん。
新潟の劇団なのに、山形県から車で片道3時間の距離を通っているという人です。真面目を通り越してバ…と、何度も言いかけたのですが、彼のお祖母様の作ってくださった芋煮が凄まじく美味しかったので、バカですね、とはかろうじて言わずにすみました。
そして新潟の小劇場、えんとつシアターの支配人、逸見(へんみ)さんも出演してくださいました。
新潟公演は山本も加えての男三人芝居。仙台公演を終えた山本が単身新潟に乗り込み三日間の強行稽古を経て本番に臨む無茶苦茶なもので、案の定細かい稽古が出来ず、とりあえず動いて叫べとコトリ会議演出部からの要請があり、やはりというべきか、逸見さんは喉を潰してしまいました。ゲネで。
僕は東京で逸見さんにお会いしてきちんと言いました。なんでゲネで潰すんですか、と。
名古屋公演では、なぜかコトリ会議の大阪公演ではなく名古屋で出演してくださる小中さん。なぜ彼女は名古屋ばかり出演してくださるのでしょうか。よくわかりません。
大阪公演では、今までなぜかコトリ会議の大阪公演ではなく名古屋で出演してくださっていた小中さん。なぜ彼女は名古屋ばかり出演してくださってたのでしょうか。しかし今回やっと大阪公演で出演してくださいました。
コトリ会議あるあるの、女優はなぜか自分の役が命を落とす、突然長セリフを喋らされる、を見事にやってのけてくださいました。
彼女の推定身長は112センチです。あ、村岡さんと一緒だ。
そしてピッコロ劇団さんの原さん。
座組の中では年長組やのに、なぜか一番若々しい方でした。
どこへ行くにも自転車で、あとカレー好きそう。
誰よりもよく動き、そして誰よりもよく台詞をかんでいました。
誰よりもよく喋り、誰よりもよく笑い、そして誰よりもよく台詞をかんでいました。
そんな原さんを矢面に立たせ、おいしいポジションをキープしていたのが、空間 悠々劇的さんの竹内さんでした。
「本気出すのとか趣味じゃないんで」みたいな顔しながら、台詞を覚えるのが一番早い方でした。きっと皆の見ていないところで、唇がちぎれる程に台詞をかえしていたに違いありません。
そのくせ、パズドラばっかりしてるんスよ〜とか言って、共演者の油断を誘う事も怠らない方でした。
そんな出演者の皆さんが、はるばる東京まで見届けに来てくださった東京公演。
受付で皆の顔を見るたんび、あぁ来てくれた、あぁ来てくれたとひそかに目頭が熱くなりました。
他にも、5都市あわせて1000名をこえるお客様を受け付けてくださったスタッフの皆様。
都市毎になぜか変わって行くコトリ会議の演目にも、しっかり対応してくれた照明の神崎さん、音響の中村さん。嫌じゃない顔一つせず、しっかり小言を聞かせてくれました。
…書けば書くほどに、それ以上の人の顔が思い出されるくらい、出会いのあった公演でした。
それにともなう思い出は数知れず。
全部書き出すと半年はかかるので、ここいらで締めます。
あらためて、対ゲキツアーを見てくださった皆様、お手伝いいただいた皆様、本当にありがとうございます。
最後にこれだけは…
新潟B級グルメのイタリアンは、普通のおいしさ!
もっと旨いとか不味いとか、どっちかになさいよ!
ありがとうございましたー