2018年12月11日

レトロスペクティブは続く

コトリ会議の山本です。
2018年度レトロスペクティブ、コトリ会議のぶん終了しました。
遅くなりましたが、出演してくれた皆さん、アイホールさん、スタッフさん、観に来てくださった皆さん、本当にありがとうございました。
演劇を始めて十何年の中で、本当に貴重な時間を戴けたこと、とても嬉しく思います。
鈴江俊郎さんの、「髪をかきあげる」と「ともだちが来た」でした。
175.jpg

シアタートークや、その前のトークイベントでも触れましたが、僕は鈴江さんにいろいろなことを教わりました。
シアタートークを聞かれた方は感じられたと思いますが、鈴江さんは、言葉では何も教えてくれません。
いや、言葉を尽くしてくれるのですが、ダメ出し1つとってみても、絶対に解けないナゾナゾのようで、答えを探るために考えがうろついてしまって、でもそうすると鈴江さんのあらゆるスピードについて行けない、だからとにかく頭空っぽにして言われたままを全力で演じる、でもでもそうしていると「少しはアタマを使え!」と怒られる、を繰り返しているとどこか脳みそがハイになってきて、もっと、もっと鈴江さん!ナゾを!ナゾを!と多分あまり身体に良くないものを求め始めて、本番を終えるまで突っ切って、ああお芝居やって良かったね楽しかったねーと共演者と喜びを分かち合っていると、お前はこの作品が自分の人生に価値ある何かを残したと思えているのか真実そうかと一言言われて、どん底に落とされる、といった具合の、何て言えばいいのか、アレですね。
とにかくシアタートークで鈴江さんの話を聞いていて、僕は「ああ鈴江さんだあ」と涙ぐんでいました。
IMG_8801.jpg
普段あまり僕ではない方の台本を「演出」することはしませんが、また機会があれば、鈴江さんの本に挑戦したいと思います。

とにかく今は、鈴江さんのあのグワラグワラとした瞳を見ていたら、山本は役者がやりたくなったので、次のコトリ会議ではまた役者をやります。でも台本も書くし演出もします。
ワガママになります。
みんな愛してます。
嫌いなものは死ぬほどあります。
次の2月のコトリ会議福岡公演、ぜひ見に来てください。福岡県じゃない県から来た人は、めちゃくちゃ安くなるらしいです。
若旦那家康の野郎、劇団員に内緒で勝手にあんな価格設定を!腰の骨でも折ってやろうか!
福岡でお待ちしてます。
https://stage.corich.jp/stage/96676
そしてその前に、12月にはもう一つ、かかせないお芝居があります。

12月22日、23日、24日は、コトリ会議の天敵、baghdad cafe'による野田秀樹作「野獣降臨」です。
これまた大変な作品です。
泉さんにこの前お会いしたら、憔悴しきっておりました。ざまあみろでげす!!!
一瀬さんの肌が一層ツヤツヤ輝いていたのはナゾですが、きっとなにか、びっくりどっきりする大仕掛けでお客さんを迎えてくれるに違いありません!!

レトロスペクティブは続きます!
baghdad cafe'「野獣降臨」!!乞うご期待!!
posted by コトリ会議 at 16:39| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月24日

公演スケジュールどんかぶりの演劇関係者に向けた記事。

久々のブログです。若旦那家康です。
公演が進んでいるのに、公演のことも書かずに久々のブログです。

その公演はAI・HALLの現代演劇レトロスペクティヴという企画にコトリ会議を呼んでいただいて作家・山本正典が誕生するきっかけになった鈴江俊郎さんの『髪をかきあげる』と『ともだちが来た』を上演します。
11月15日(木)〜18日(日)で公演がおこなわれます。

今回はコトリ会議の本公演ではないけれどやはり多くの方に観ていただきたい。
けれど、演劇公演の常ですね。
時期をどんかぶりでやっている公演に関わっている人には観てもらえないんですよね。
そこで、2作品やるので毎日どっちかの稽古だし、既製脚本ですし、かぶっていて絶対観れない人は稽古を観てもらえば良いんじゃないかと思いました。

ただ、あんまり広い部屋でないので一回の人数を限りますし、あまりおかまいも出来ないし、通し稽古を何時にするかはわかりません。
下に稽古日程を書きますので、ご希望の方がいましたら、kotorikaigi@gmail.comに「どんかぶり稽古希望」と件名に書いて、
・お名前
・かぶっている公演名
・電話番号
・観たい稽古日程
をお送りください。

<日程と場所と作品>
 10月
25日(木)19:00〜21:30 旭区[髪]
26日(金)19:00〜22:30 旭区[来]
27日(土)10:00〜18:00 都島区[髪]
28日(日)10:00〜18:00 都島区[来]
29日(月)19:00〜22:00 AI・HALL[髪]
30日(火)19:00〜21:30 旭区[来]
31日(水)19:00〜22:00 AI・HALL[来]


 11月
1日(木)19:00〜21:30 旭区[髪]
2日(金)19:00〜22:00 甲子園[来]
3日(土)10:00〜18:00 都島区[髪]
4日(日)10:00〜18:00 都島区[来]
5日(月)19:00〜21:30 集会室3[来]
6日(火)19:00〜22:00 甲子園[髪]
7日(水)19:00〜21:30 旭区[来]
8日(木)19:00〜21:30 旭区[髪]
9日(金)19:00〜 未定[来]
10日(土)10:00〜18:00 都島区[髪]
11日(日)10:00〜18:00 都島区[合同通し]
12日(月)仕込み
13日(火)19:00〜22:00 甲子園[来]
14日(水)10:00〜22:00 AI・HALL

こんなことを提案してみましたが、本当に来るかなぁ。
そしてお客さま向けでなくてすいませんでした、このブログ。
お客様へ、本番、お待ちしております!!


特設サイト
http://kotorikaigi.starfree.jp/retro/
■日程
11月15日(木) 19:30 [髪]
11月16日(金) 15:30 [髪] / 19:30 [来]
11月17日(土) 11:30 [髪] / 15:30 [髪] / 19:30[来]
11月18日(日) 11:30 [来] / 15:30 [髪]
※受付開始・整理券発行/開演45分前。開場/開演30分前。
※11月16日(金)19:30の終演後シアタートークあり(鈴江俊郎×山本正典)

■料金
一般:2,700円
23歳以下:2,000円
当日(一律):3,000円
二作品共通券(前売のみ):4,500円

■予約

携帯からの予約はこちらをクリック!



posted by コトリ会議 at 20:15| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月20日

第9回せんがわ演劇コンクールに参加しました、いろいろあった

コトリ会議の山本です。
仙川に行って来ました。
とても良い街で興奮しました。
出来の良い喫茶店もたくさんあるし、ラーメン屋もあるし、僕の個人的な思い出のある中華屋もあるし、興奮しました。
僕はいろいろあって、10年近く昔に、仙川に1週間住んだのです。
思い出の中華屋は思い出のまま、ざく切りの瓜を素のままほんのり甘い感じで食べさせてくれました。

今回は、せんがわ劇場さんが催している、せんがわ演劇コンクールに参加してきました。
日本中から選ばれた、自分たちで応募して、選ばれた6団体が、二日間がっぷりと作品で競うのです。
そして、最終審査員の皆さん、仙川市民の皆さん、東京の観劇猛者の皆さんから選ばれた団体が、大賞を貰えるのです。

コトリ会議は貰えませんでした。
6団体中1番目というのは、実は僕、大好きな位置づけで、一番始めに一番でっかい爪痕残してやろうと思ってたんですが爪痕残りませんでした。

でも劇場のスタッフさん皆さん笑顔が素敵で。
初めて劇場に入る僕たちのこと、楽屋への行き方やら舞台や客席のことやら何から何まで丁寧に教えてくださって、場当たり中もゲネプロ中も本番中も作品を楽しんでくださって、居心地良かったなあ。
絶対大変やのに、迎えてくださる感じが嬉しかったです。
小屋入り当日の朝に初めて顔を合わせた照明スタッフの黒太さんも開始5秒で気さくに話してくださって、しかもなんでもオーケーオーケー、役者さんの顔に明かりを当てないっていうのをすんなり分かって、ぴったり合わせてくださって、やりやすかったです。
音響スタッフの中村さんとは、三年前の「対ゲキ」以来だったけれど、僕とおんなじ、太ってくれてて、やっぱり良かったなあ。相変わらずスタッフなのかお客様なのか分からない鋭い視点で作品を突くとこなんかも、気が抜けなかったなあ。

劇場スタッフの皆さん、黒太さん、中村さん、本当にありがとうございました。

残念ながら大賞は逃しましたが、良い思い出が出来ました。
で納得出来たらこんな歳まで演劇やってないんであってね。
いや悔しいですね。
コトリ会議10年でこれかと。
最近いろいろあったんでね。
悔しいなあ。

大賞をとられたパンチェッタさん、ゲネを拝見しましたが、確かにすげえイキイキしてた。
脚本とか演出とかもイキイキしてたし役者さんの顔が、良かったなあ。
やっぱり会場を巻き込むってこういうことなんだろうなあと、ボコボコに心を殴られて帰ってきました。
最近いろいろあったんでね。

特別賞をとられたゆうめいさん、すごかったなあ。
こっちはなんか、人生フル稼働って感じがして、どこまででも駆けてく感じが、良かったなあ。
やっぱり会場を巻き込むってこういうことなんだろうなあと、最近いろいろあったんでね。

コンクールへの参加なんて本当に久しぶりで。
思い出すのはシアトリカル應典院space×drama2010の、劇団ZーSystemさん。
客席がゆったりしていて前説から笑わせてくれて、作品もどうぞリラックスして笑って泣いて観てくださいって感じが、すげえ楽しくって。
演劇をする時の姿勢を正されたこと。
何のために演劇するのかっていうのをすげえ考えさせられたなあというの。
なんだか僕はあれから何年経っても同じことしてるなと。最近いろいろあったんでね。
仙川の街と昔何も分からないまんま其処にいた自分を重ねて、ものすごい、ここ10年の人生のおさらいをしていました。
仙川、ありがとうございました。

ThE2VS2が解散したというのがとても尾をひいている。
上に書いたような姿勢をそのまんま演劇にのせてやってくれる人たちで、本当につまらない時も少し面白い時もあって。
僕と同じ歳で、僕が演劇やめてもこの人たちはいつまでもヤバいんやろうなと疑いもしてなかったなあ僕はと。
観ていて、本当につまらない時もたくさんあったんだけれど、涙流して笑った時も本当にちょっとだけあって、考えてみれば涙流して笑った作品って僕の観劇人生で3つくらいだなと思うと、解散したんだなあって。

あぁ
解散って。

同じ歳つながりで。
この流れで。
万博設計の橋本さんご結婚されましたね。
この流れで。
おめでとうございます。
橋本さんは演劇に自分の人生の道を見つけたみたいで、すごく羨ましい。
うるさい先輩になるんだろうなあ、羨ましい。

同じ歳つながりで。
ピンク地底人3号氏も大活躍でね。
仙川行く前に「ももちの世界」観て、すごい良かったから感想メールしたら、返ってきたのが「仙川にチラ美のスカートはないよ」って。
僕すごく不安になって台本書き換えてしまいました。
3号氏も演劇に自信がある。
演劇をやるからには、という気持ちの土台がカマボコ板の様に最近しっくりきてる気がする。

やっぱり35歳まで演劇続けるって、何か軸を見つけてることなんだなと。
ThE2VS2も、それぞれの軸を見つけての解散だろうし。

僕は演劇を桃源郷の甘い池みたいにしか考えていないんじゃないかと、厳しい。
「しずかミラクル」から「チラ美のスカート」まで、客演で参加してくださった原さんには、とても助けられました。
山本のここが面白いここが足りてないというのを、顔をつきあわせて何度も話してくれて、なんとかそれでやってこれたなと。

演劇の中に僕はどうやったら入り込めるんだろう。
なんで演劇を選ばなきゃいけないんだろう。

なんかコトリ会議も解散みたいな空気出してますが、コトリ会議まだ解散しません。

9月には、神戸アートビレッジセンターの、「KAVCアートジャック2018」に参加します。
KAVCの隅っこを有効活用してきます。

11月には、伊丹アイホール主催の、レトロスペクティブに参加します。
鈴江俊郎さんの「ともだちが来た」と「髪をかきあげる」の2作品を上演します。

来年頭にも、何かやります。

僕たちしぶといです。
小鳥は、そもそもがしぶといのです。
弱くて小さなというのは、それでも生きているのは、そいつは種族の中でも抜きん出て、狡猾で、健康に気をつけているのです。

大嵐が来たとして、小鳥はあらかじめ見当をつけていたブナの幹の穴ぼこに入り、耐えるのです。

なんのために明日を迎えるかも知らんまま。

まあ、仙川は良いとこだったと、いうことです。

コトリ会議
山本


(撮影:青二才晃)
1AEFE330-0826-4437-B226-B18F993FC92C.jpegE31885F7-51B4-463D-9EDA-8F697ECE8455.jpegD9797729-89BA-4FAA-BDB4-BE5E2EA6BE6B.jpeg1153C15F-5A26-4E58-82BC-AB4FA7B4BAD0.jpeg2CD96A51-C8E4-4BDE-A3F2-BD34BAE23909.jpeg
posted by コトリ会議 at 00:39| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月27日

『しずかミラクル』終演しました。(まえかつと)

5月に大阪、6月に東京と仙台で上演しました『しずかミラクル』が無事に全22ステージ、大きな怪我もなく終演しました。

たくさんのお客様にご来場頂きまして、誠にありがとうございました!

また出演者の皆様、スタッフ様、関わって下さった全ての方々に感謝です。


ツアー公演、とても楽しいです。

お客様の反応もそれぞれの地域で微妙に異なっていて、そこに面白さを感じてみたり。

ステージ数を重ねることで共演者の演技がより深くなっていくのを間近で見られたり。

大阪と東京の街の違いを感じたり、仙台の伸びやかな空気もやっぱり好きだなぁと改めて思ったり。

色んなことを感じます。

今回は特に得られるものがたくさんあって、個人的には本当にお腹いっぱいです。


コトリ会議は7月にせんがわ劇場演劇コンクール、11月にアイホール(伊丹)『現代演劇レトロスペクティブ』に参加など、今年もまだまだ活動します。今回のツアー公演で得たことを消化しつつ今後の活動に活かしていきたい所存です。


引き続きどうぞお願い致します!



まえかつと

0E818725-413F-4471-9371-D5734824EE84.jpeg21CE1BAE-61A5-403A-9FBF-373F4CDB20CF.jpeg63BA7800-C3FF-4874-BDD0-7E6B9494316B.jpeg
posted by コトリ会議 at 16:31| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月20日

最終地・仙台。リピーター企画。

2018年新作公演『しずかミラクル』も終着地は仙台、せんだい演劇工房10-BOXまで来ました。
絶賛仕込み中。

企画制作と俳優の若旦那家康です。

いやー、大きな企画をしてしまったようです。
対ゲキ含めて3回目の仙台で勢いづいて5ステージです!

5ステージ?!あれ!!勢いづきすぎてない?!

ほんで客席つくりすぎてない?!これ、だいじょうぶ?!
そして現状、あまり大丈夫じゃないです。

ということで大阪・東京をご覧になられたお客様へ。
また仙台を観て、その後にもう一度観たい未来のお客様へ。

リピーター割引で0円(お気持ちはいただきたい)
1ステージにつき先着10名まで
こりっちで予約。備考欄に「◯月◯日◯◯:◯◯(ご覧になられた)の公演からリピート!」とご記入ください。

大阪から色々変わりました。
東京を経て深化しました。
しずかに、しずかに。

仙台で再びお会いできることを楽しみにしております!!
50.jpg
posted by コトリ会議 at 18:07| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月16日

仙台で小濱さんとワークショップ!!

コトリ会議は仙台の公演に先駆けて、ワークショップを開催いたします。
ぜひ、下記を読んで体験してみてください!

◆日時
6月18日(月)19:00〜21:00
『コトリ会議稽古場体験ワークショップ』
コトリ会議の台本を使って、俳優として稽古場を体験するワークショップです。
独特なリズムでのセリフの発し方と感情の擦り合わせをどのようにおこなうのか体験してみてください。

6月19日(火)19:00〜21:30
『コトリ会議×小濱昭博(劇団 短距離男道ミサイル)のワークショップを比べる講座』
19:00〜19:45コトリ会議のワークショップ
19:55〜20:40小濱昭博のワークショップ
20:50〜21:302つのワークショップを比べてワークショップを考察するトークタイム

◆会場
せんだい演劇工房10-BOX

◆料金
受講料:一般2,500円、学生2,000円(1回につき)
(※しずかミラクルの鑑賞チケット付き、既に予約者、購入者は無料で受講)

それぞれ定員は10名

お申し込みはkotorikaigi@gmail.comまで
@お名前
A年齢
Bお電話番号
以上をお送りください。

参加者お待ちしております!!
posted by コトリ会議 at 09:44| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月12日

若旦那家康が説明。コトリ会議『しずかミラクル』東京公演アフタートークゲストについて

どうも長らく更新してなかったブログです。
長文で書くのはやっぱりブログね、若旦那家康です。

以下のようにアフタートークが決定しているので、そのまとめと、説明をします。
6月13日(水)19:30 山ア健太(演劇研究家/『紙背』編集長)×山本正典
6月14日(木)19:30 糸井幸之介<FUKAIPRODUCE羽衣>(作家・演出家・音楽家)×山本正典
6月15日(金)11:00 天野天街<少年王者舘>(作家・演出家)×山本正典
 15:00 半澤裕彦<本多劇場/スイッチ総研>(制作)×黒澤たける<ゆうめい>(制作)×若旦那家康
 19:30 宮永琢生さん<ままごと>(プロデューサー)×若旦那家康
6月16日(土)11:00 Aokid〈Aokid city〉(振付家/アーティスト)×若旦那家康
6月17日(日)16:00 小濱昭博<劇団 短距離男道ミサイル>(俳優統括/演出)×山本正典


山ア健太さんは昨年の『あ、カッコンの竹』の時にも制作の私とのアフタートークに出演していたので2度目の登壇になります。
2016年に短編『あたたたかな北上』をご覧いただいてまして、このたった1本の観劇で翌年の『あ、カッコンの竹』を観ぬまま、山アさんが編集している『紙背』第2号への掲載を決めていただきました。
その際に「『あたたたかな北上』を観てまぐれあたりではないのはわかる」と言うようなことで掲載していただきましたが、昨年からの成長や、変化があったのかを今年は作家・山本正典から聞き出してもらうことになります。
山ア.jpg

FUKAIPRODUCE羽衣は2014年の伊丹市立演劇ホール(アイホール)の次世代応援企画break a legにコトリ会議と同時に選ばれていました。
糸井さんと山本は作風・手法は異なれど、ヒトが生まれてから死ぬまでを主なテーマとして作品をつくっていると思われます。あと「母」というテーマとかの共通点。(そういうと寺山修司とかも「母」だけど)
ほぼ初対面にして二人ともシャイなので話が弾まず間が恐ろしいアフタートークになる気配があります。
糸井幸之介.jpg

天野天街さんはずっとあこがれの演出家でした。対ゲキで愛知を拠点としたオレンヂスタに少年王者舘劇団員「る」さんが出演していたご縁で、繋がることが出来ました。
ちょうど東京での少年王者舘の公演の稽古中で、私が山本と天野さんを会わせたい、天野さんにコトリ会議を観て欲しいが叶いました。
これまた山本君には針のむしろのようになるのではないかと思うと申し訳ない。とか思わなくもない。
天野.JPG

半澤さんと黒澤さんは関東で今活躍する平成生まれの制作者です。昭和生まれで地方で制作する若旦那家康と、それぞれの価値観を持って作品に対する挑み方を話してみたいと思います。
コトリ会議って11年間地方でやっている劇団の作品を観てどう思うのでしょうか?
トークの中から僕はヒントを引き出して、頑張っていこうと、若いエネルギーを吸おうと必死です。
半澤.jpg黒澤.jpg

宮永さんのプロデュースする「ままごと」の柴幸男さんは山本と同い年です。(82年生まれの演出家の多いこと!)劇団をこれからどこへ持っていくか作家・演出家・代表とは違う立ち位置の舵の取り方をお話しできればと考えています。
やっぱり、ままごとの、宮永さんのやっている活動は魅力的だなぁと思っています。
宮永琢生.JPG

Aokidさんはダンサーという認識でしたが、グラフィックアートも手がけており、演劇的な活動もしている、あらゆる視点からコトリ会議のようなこれぞ小劇場はどのように見えるのかというのを見比べていければと思います。
あと、僕がAokidくんがどういう思いなのか、単純に聞きたい。
Aokid.jpg

小濱さんは劇団 短距離男道ミサイルの前身となる若伊達プロジェクトで山本の作品『桃の花を飾る』を震災後に演出して上演をしてもらって以来、ずっと旧友のような存在です。
対ゲキも一緒にまわったからね。アゴラも一緒にやった仲ですね。
東京公演の翌週の仙台公演でも受け入れをしてもくれます。地方から東京へ、東京から地方へ橋渡となる引き継ぎアフタートークです。
小濱烏丸.jpg

トークはお客さんにももちろん深まるはずのものだし、僕らも深めてみます。
もっとアーカイブ化そして可視化した方がいいのが課題。
としあえずお楽しみください!
http://sizumira.starfree.jp/index.html
posted by コトリ会議 at 16:25| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月01日

『しずかミラクル』のチケットについて細やかに伝えれるかしら!

どうも、俳優で企画制作の若旦那です。

いつの間にか知らないうちにツアー劇団のようになったコトリ会議の今年のツアー『しずかミラクル』のチケット発売です。
「知らないうちに」ってのは微妙な感じで、まずやっぱりあまり知られてないのだなと今日、大阪の演劇仲間に「最近コトリ会議ってやっている?」的に聞かれて、衝撃でしたね。
いや、そりゃもう、私の不徳の致すところであるのですね。
ことりと小さい音でも頑張ります。

しずかミラクル_0312.jpg

さてさて、去年は5都市をツアーしたんですけど、今年は3都市なんですね。
けど、やっぱり続けるなら去年と同じくらいの人数に、いや、去年よりも多くの人に観てもらいたいのです。
そこで会場は減ったけど、ちょっと離れたところ、具体的に名古屋公演と新潟公演が今年はできないので、そのあたりから観に来て欲しいけど、大変なために「遠方割」をつくりました。
詳しくはこりっちで各都市でチェックしてもらえたら嬉しいのですが、ようは行政的な◯◯地方外から来てくれたお客さんは1,000円で観れるってことですね。
いや、これもなんか難しいですよね。
大阪公演の場合に、和歌山の串本町から来る方が、名古屋から来るより時間もかかるかもしれないですしね。
けど新幹線代とかとか色々考えると、うーん。
とりあえず試してみます!!!

低価格でやってきたコトリ会議、一昨年くらいから劇団員内でLINE上でつかみ合いの喧嘩をするくらい値上げでもめます。
結果じわじわ上がっているのですが、若い人には手が届いたらいいなで、25歳以下割と、高校生以下割を設定しています。
いや、学生の方が大人より自由になるお金を持っている説とかもありますけどね。
確かに観たいものにはいくらでも出すって学生もいますが、とりあえず試してみます!!!

これらの割引は予約をしないと適応されませんてルールになってます。
当日券は一律ですので、お気をつけて!お早めに!

なぜ、「お早めに」?
大阪公演は芸創ですが、普段の客席ひな壇は使用しません。たぶん。現プランだと。
仮設客席なので、キャパが減りますので、お早めに。
(低価格でキャパが減るとか気は確かでしょうか?われわれ?)

そしてせっかくなので前売もつくりました。
振込方式です。
こりっちで選ぶと、振込先が送られてくるので、チケット代金を振り込んでもらいましたら、特別なお礼ハガキを送ります。(だから住所もしっかり入力してくださいね)
「特別な」は牛嶋さんに何か書いてもらいます。今ここで、牛嶋さんも「あたしが書くの?!」って知る事になるでしょう。
いや、このブログを読まなければずっと知らないかも。読んでもらいますね。

前売はハガキだけ?何が得よ?ってために開場時(開演の30分前に)到着しているお客様にはの入場順を前売→当日精算→当日券の順にします。

そんな選んで観たいかっていうのもありますが、まぁ、とりあえず試してみます!!

色々仕組みを試行錯誤していますが、とにかく面白いはずなので、是非観に来てください。
キャッチコピーは「だ い ぼ う け ん」

ご来場お待ちしておりますー!どうかー!どうかー!

チケットは↓
こちっち
チケットぴあ

◆公演情報◆
<大阪公演>
大阪市立芸術創造館

5月17日(木)19:30
5月18日(金)19:30
5月19日(土)11:30
5月20日(日)11:30/15:30/19:30
5月21日(月)15:30

一般予約:2,500円
18〜25歳割予約:2,000円
高校生以下予約:1,000円
遠方割:1,000円
(大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・三重県・滋賀県・和歌山県の2府5県にお住まいではないお客様)
当日券(券種かかわらず):2,800円

<東京公演>
こまばアゴラ劇場

6月13日(水)19:30
6月14日(木)19:30
6月15日(金)11:00/15:00/19:30
6月16日(土)11:00/16:00
6月17日(日)11:00/16:00

一般前売・予約:2,800円
18〜25歳割予約:2,200円
高校生以下予約:1,000円
遠方割:1,000円
(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県の1都6県にお住まいではないお客様)
当日券(券種かかわらず):3,100

<仙台公演>
せんだい演劇工房10-BOX

6月22日(金)19:30
6月23日(土)11:00/16:00
6月24日(日)11:00/16:00

一般前売・予約:2,500円
18〜25歳割予約:2,000円(←現在配布しているチラシでは2,200円となっていますが、チラシ間違えました!すいません!)
高校生以下予約:1,000円
遠方割:1,000円
(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県の6県にお住まいではないお客様)
当日券(券種かかわらず):2,800円

<出演>
牛嶋千佳
要小飴
三村るな
まえかつと
若旦那家康

大石英史
中村彩乃(安住の地/劇団飛び道具)
原竹志(兵庫県立ピッコロ劇団)
山本瑛子

舞台監督 柴田頼克(かすがい創造庫)
音響 佐藤武紀
照明 石田光羽
照明オペレーション 木内ひとみ(東京のみ)
舞台美術 竹腰かなこ
衣装 山口夏希
演出助手 吉村篤生(劇の虫)
音楽 トクダケージ(spaghetti vabune!)

宣伝美術 小泉しゅん(Awesome Balance)
制作 若旦那家康、竹内桃子(匿名劇壇)
制作協力 大石丈太郎、劇団 短距離男道ミサイル
しずかミラクルチラシ2.jpg
posted by コトリ会議 at 02:11| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月20日

今年のツアー公演の出演者(女優)募集してます!

どうも、まえかつとです。昨年の12月より、正式にコトリ会議の劇団員として活動させてもらっています。

さて、まずは劇団員の活動状況を。

今日と明日、AI・HALLにて伊丹想流劇塾第1期生公演『新しい人』が上演。(1年間劇作を学んだ塾生たちの発表公演/10分程度の作品を10本だて。)


山本さんが演出で、要さんと若旦那さんが出演で参加されています。

ちなみに出演のお二人の参加作品の演出は突劇金魚のサリng ROCKさん。そこも楽しみ。(山本さんは別作品で演出。)


残席僅かですが、行ける方は是非!

→公演詳細・予約https://s.confetti-web.com/detail.php?tid=42554




どん被りで、日曜日は牛嶋さんが、日本橋にあるシアトリカル應典院で、

満月動物園×グリーフタイム×仏教

1月21日 11:20/17:20 

※11:20の回は完売 当日券若干枚数出るかも


この日は、上記の時間以外にも應典院では、色々イベントやってるみたいです。気になります!


詳細→http://www.fmz1999.com/2018_commons/index.html#002

牛嶋予約→http://ticket.corich.jp/apply/87398/usi/




さて、先輩方の宣伝もそこそこに本題です。

本番やら、何やらで、忘れそうですが、コトリ会議は今年のツアー公演に参加してくれる女優さんを募集しています。


→応募詳細を掲載している記事

http://kotorikaigi.seesaa.net/article/456097519.html


締め切りは1月31日です!

一応応募資格があります。ご確認の上、クリアされてる方、是非考えてみてください。


ギリギリまで悩んで頂いてももちろん構いません。でも早めに連絡下されば我々と面会する調整も早めにつけられるかもしれません。

一度会ってお話ししたいです。そして応募が来ればくるほど喜びます。盛り上がります。

コトリ会議に少しでも興味を持ってくださっていて、参加迷われている方、是非是非!

気になることがあれば連絡下されば対応させて頂きます!



僕は昨年のコトリ会議のツアー公演で初めて、旅公演を経験したんですが、大変なことももちろんありました。

とても気心知れたとは言えなかった人たちと、一緒に寝泊まりするわけですし、今回は特に東京と仙台公演の間がほぼ無いので、体力も要ると思います。

ただ、得られたものも大きかったです。行ったこともない土地で、全く面識の無い方に観て頂いて、感想を聞いたりして。

土地によって反応が微妙に変化するのも面白いですし、一つの作品を何度も上演すること、俳優としても色々試されます。


まずは、コトリ会議と会ってみませんか。話が飛躍しましたが、そこから始めましょう。

一人でも多くの方と出会えますように。ご応募お待ちしております。


まえかつと


posted by コトリ会議 at 09:30| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月09日

コトリ会議新作『しずかミラクル』に出演したい女優さんに会わせてください企画

こんにちは。コトリ会議の俳優と制作の若旦那です。
タイトルから長たらしい企画名のブログで、なんなんだですね。
ずばり、コトリ会議は今、2018年の三都市ツアー公演に出演してくださる女優さんを探しています。

ツアー公演てなんなんでしょうか。
まずは、去年までで発表した内容をおさらいします。

『しずかミラクル』ツアー
5/17〜21 大阪市立芸術創造館
6/13〜17 こまばアゴラ劇場
6/22〜24 せんだい演劇工房10BOX

出演:牛嶋千佳、要小飴、まえかつと、三村るな、若旦那家康(以上、コトリ会議)
大石英史、原竹志(兵庫県立ピッコロ劇団) 、ほか


となります。

そろそろ他の情報も出して行かないといけないんですが、出演者に「ほか」となっています。
「ほか」って、この期に及んでなんでですよね?
コトリ会議はちょっと人見知りをしすぎている感じがして、毎度、なかなか俳優さんを決めきれません。
現状、頑張って決めることが出来たのは大石さんと原さんという男性二人。
なかなか女優が決めれない。
ツアーですから気を使いつつ、しかし気兼ねなくってと思って堂々巡りです。
2017年の『あ、カッコンの竹』ツアーの時はオーディションをしました。
オーディションだけだと不安なので、稽古を4日間して公演をしました。
情が移って大変でした。

それでわかったことはコトリ会議の性格上、オーディションでこっちの都合に合わせて出演してみたい人を選ぶなんて、上から目線でするのは向いてない。
けど、こっちも誰かに合わせていてもダメだしな。
ということで、お互い歩み寄ってみたらいいのではないか。
お互いに調整して会えそうなら会ってみて、話して動いてみませんか?
そんな企画です。
<日程>
2月9日(金)〜18日(日)の平日なら19時以降で土日祝は10時から22時までの間で、二時間程度。ご希望のお日にち、時間帯を言ってください。
<場所>
大阪の芸創か都島のマンションの集会室
(これがおおよそのコトリ会議の普段の稽古の時間帯や場所なのでこれが来れるなら公演に参加出来ると思います)
(公演の稽古は3月末から週3〜4回かな5月劇場入り直前は多いかな)
(劇団員全員は来ないと思いますが、演出の山本は絶対います)
<応募資格>
山本正典の作・演出作品を何か観たことがあること。
18歳以上。
3月末から大阪でおこなわれる稽古になるべく参加できること。
女優として舞台経験があるかた。

<持ち物>
動きやすい格好に着替えるか、もしその格好で来たら手ぶらでもいいです

※ほか、ご質問があれば(ご質問だらけの内容だと思うので)、どしどしメールで受けつけます。
参加してみたい方や、お問い合わせは kotorikaigi@gmail.com へ1月31日の日付までにメールをください。

件名『しずかミラクルに出たい』とし、
@お名前
A携帯の電話番号
B生年月日
C簡単な芸歴
D見たことある山本作品
E希望の日にちを2つ
Fお住まい
G自己PR

@〜Gを明記の上、顔写真も添付してください。
上記が揃っていたら、お返事をお送りします。(24時間経っても返事がないときはコトリ会議Twitterにリプライください)
※応募者多数の場合は、メール選考有り。
※決まった時間に複数名の場合もあります。1人の場合もあります。

去年は関西外から来ていただいた方もいたのですが、今回も活動場所は関係なく来ていただければと考えています。
大阪での宿泊場所や移動費などもお会いした時に話合いさせてください。
ぜひ遠方の方もご参加ください。

※応募者0の場合は盛り上がった振りをします。
posted by コトリ会議 at 20:34| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月17日

『あ、カッコンの竹』が産んだもの、それは新しい劇団員。

2017年も後わずかな日数になりました。年明けたら40歳になる若くはなくなってゆく若旦那家康です。
今年が終わるなと思いはじめたらだいたいやることと言えば「今年を振り返る」。
コトリ会議の今年を振り返りますと。
昨年12月に(いきなり昨年)、『あ、カッコンの竹』に出演しないかオーディション公演をおこなって、今年になって出演者を発表しましたね。
で、すぐに『あ、カッコンの竹』をやるかと思いきや、小ラボという劇場外でやる実験公演をしましたね。
今年の小ラボは僕が企画はせず、代表の要小飴が企画してたんですね。

で『あ、カッコンの竹』ですね、今年は。
3月半ばから稽古が始まり、一月に一会場で8月まで5都市ツアー。
一個一個に思い出ポロポロ。こぼれまして、振り返れない、振り返らない。
なんとか全部終えたら、渡邉さんが退団して実家に帰ったり、残った劇団員はコトリ会議外の客演や、客作演などであまり劇団としての活動はなかったですね。
それはツアーでずっと一緒で仲が悪くなったんじゃないです。
新しい劇団員として、一緒にツアーをまわった三村るなが入りました。
良かった、ツアーは出会いをつくってくれたんですね。
外部での活動が増えたのも、新人が入ったのも、ツアーをやったから名前を知ってもらえて、ちょっとは目立ったから、産まれたんだわ。

このブログのタイトル「『あ、カッコンの竹』が産んだもの、それは新しい劇団員。」これが言いたかったんじゃないです。
もう一人、一緒にツアーをまわった俳優さんが、今日から劇団員になります。

コトリ会議では初です。
男優が新人になってくれました。大石丈太郎さんでも、本田椋さんでもないです。
まえかつとがコトリ会議に入ります。

では、ご挨拶を。

初めまして。コトリ会議では、今年のツアー公演「あ、カッコンの竹」に出演させて頂きました、まえかつと と申します。(区切りが難しいとよく言われますが、まえ/かつと です。)
ご覧頂きました皆さま、改めてありがとうございました。

この度、ご縁あってコトリ会議に入団する運びとなりました。公演を通して、改めてコトリ会議のことを好きになり、力になりたいと思いました。

しかしこれまで僕にとって、劇団に入るということはとても勇気のいることでした。観るのが好きな劇団は数あれど、その劇団に入ってお芝居をしたいといのはまた別の話で。そこまでの気持ちになれることも中々無かったのです。
コトリ会議は、劇団に入って作品を一緒に作りたい、と思えた劇団で、そういう団体に早い間に出会えることってとても貴重だなと感じます。

20代も折り返す年に巡り合って、自分の今後を考える中で、一つ大きめの決断をしてみようと思い、入団を決意した次第です。

一俳優としてやりたいこと、やるべきことが沢山あります。コトリ会議を通して自分を見つめ、考え、俳優として人間として幅を出していきたいと考えています。又、先に入団発表をしております三村るなと共に、新しい風として劇団を盛り立てていけたらなと思います。

僕の中では 「コトリ会議=旅 」というイメージがありまして、来年も三都市のツアー公演をやりますが、たくさんの方と出会いたいです。今年も本当にたくさんの方と出会えました。
旅公演の良いところは、自分の想像以上に多くの方と繋がれることだと、今回のツアー公演で強く感じました。

コトリ会議のまえかつととして、皆様にお会いできる日を楽しみにしています。
簡単ではございますが、挨拶とさせて頂きます。

それでは、今後ともコトリ会議共々宜しくお願い致します。

まえかつと

kakkon_saku.JPG

わーい。
コトリ会議が6人だ。
男性3人。女性3人。夏物語だ。

今年の残り少しも、来年も、読んでいる皆様、コトリ会議をよろしくお願いいたします!

今後の予定
@『あ、カッコンの竹』の戯曲と劇評2本(山ア健太さん、徳永京子さん)も収録されている『紙背』二号が12月23日から発売です。
A5月〜6月に3都市ツアーを新作『しずかミラクル』でまわります。
 作・演出:山本正典
 出演:牛嶋千佳、要小飴、まえかつと、三村るな、若旦那家康(以上、コトリ会議)、大石英史、ほか

20171215 撮影_171217_0001.jpg
posted by コトリ会議 at 23:12| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月15日

新しい劇団員のおしらせ

こんにちは。コトリ会議の牛嶋です。
コトリ会議のブログはなかなか更新されませんね。
時の流れはきっとおだやかなのです。
もしかしたら皆さまの1ヶ月は、大いなる時の流れからみると、1分にも満たないのかもしれませんね。
だからブログがなかなか更新されないこともそんなに気になりませんね。

時の流れはきっとおだやか、コトリ会議もこころおだやか、みんなすこやか、頬はにこやか、はにかみやさん・・・・・

2017年がもう残すところあと1ヶ月半と差し迫ってきました。
「2017年ヤキトリ会議」という劇団員串刺しの絵柄を添えた年賀状を皆さまにお送りしたのが・・・まるで昨日のことのよう。果たしてそうかな言い過ぎました一昨日、いえいえ、1週間、いえいえ、ひと月、1年前のことのよう。ほ、ほ。
しっかり1年を感じていましたね。

今思えばなぜあのような挿絵を年賀状に描いたのだろう。
劇団員串刺しという絵柄は、私たちコトリ会議の2017年をまるで暗示していたかのようでした。
(でもあれはあれで、それなりに可愛らしく描けた、結構気に入っている・・・と思っているのです。ここまで読んで、今年のコトリ会議の年賀状どんなだったかな・・・と
わざわざ引っ張り出してくれたそこのあなたのことがコトリ会議は大好きです。)
2017年の活動を振り返ると、コトリ会議小ラボ公演、お礼して回る5都市ツアー「あ、カッコンの竹」。
演目にすると2つと一見少ないですが、コトリを心身ともにぶすぶす(←串刺しの音)にするには十分すぎるほど大変な1年でありました。

nenga.jpg

そんなぶすぶす(←串刺しの音)で、べとべと(←しょうゆだれの音)のコトリ会議でしたが、
ツアー公演という炭火焼き平原の果てに得られたものがあったのです。

それが、
コトリ会議の新劇団員!!!

うーん表題からの前置きが長くなりすぎました。

改めまして、
このたび、三村るながコトリ会議の新劇団員として入団しました。
彼女は、コトリ会議お礼してまわるツアー「あ、カッコンの竹」でともにお芝居をつくり、5都市をまわり、
最後まで事故も怪我も病気もなく、一緒に走り続けてくれました。
稽古を重ねていくあいだ、良い意味での彼女のどこかおぼつかないバランス感覚と、
そこから生まれる不思議な純度を纏った空気はなかなか真似できるものではなく、
うーむと大いに唸らせました。私を。ほかの人が唸ったかどうかは存じ上げません。
原石、という言葉がよくにあいます。靭性の高い原石です。

これから劇団員として一緒にお芝居を作る過程で、また新しい一面が見られることを思うと
それがとても楽しみですし、それを踏まえて私や現劇団員が切磋琢磨出来ることもまた楽しみです。

彼女のプロフィールであったり、写真であったりとかは、おいおい更新していく予定です。
新しい劇団員の三村るなと、新しい劇団員が加わったコトリ会議を
みなさま、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

コトリ会議 牛嶋千佳

↓↓↓↓
はじめまして。三村るなです。
この前のツアー公演をご覧頂いた方には、こんにちわですね。
私の今年の演劇活動の中で大きなイベントであったツアー公演を無事に終えることができました。改めまして、ご覧頂いた方、関わってくださった皆様方、本当にありがとうございました。
こんなに長く一つの作品に付き合い続けるという事は初めてだったと思います。共演者の方々、スタッフの方々などと共有できる時間も多く、その中で各々がもつ技術だったり感覚を知り、精いっぱい力を合わせて作れたのではないかなと思います。改めて演劇作品ってみんなで作っているなぁと実感する事が出来ました。
その中で縁が繋がり、この度コトリ会議に入団することになりました。
入団理由を書く、というのは少し照れてしまいますが書きます。
コトリ会議の作品を初めて観たのは2015年に三団体でツアーを行っていた対ゲキでした。三団体ともそれぞれ色が違う作品でどれも面白かったなぁと覚えています。その時はコトリ会議の作品はすごく懐かしいような悲しいような嬉しいようなわからないけれど面白い、次本公演があれば絶対観に行くぞと思っていました。
でも、全然本公演がなく、小ラボという企画公演ばかりでした。(小ラボも好きです。)本公演せんのかなと思っていたところに、2017年のツアーのオーディション公演をするらしいぞと知りました。受けるかどうか結構悩みました。半年ぐらいのツアーって私大丈夫かなとか、怖い人たちじゃないかなとか、受からんかったら結構へこむやろうなとか。でも、山本さんの台本読んでみたいな、とかどうやってああいう雰囲気を作るんだろう、とか思っていたので、オーディション公演で何かしら盗んで帰ろうと受けました。そしたら年明けに合格通知がきたのでそれはもう本当にうれしかったです。
そこからのツアーは色々考える事とか面白かったこととかいっぱいあるんですけど、長いのでやっぱり割愛します。出来上がった作品でたぶんすべて出てると思います。
ツアー終了後に入団しようと決めたのですが、入団するタイミングというか、きっかけみたいなのは難しいなと思っていつ入団するかを伺っていました。
なので、こうやっていろんな人に入りましたよと表明できる場ができたのがうれしく思います。
過去に同期の人たちと劇団を立ち上げた経験はあれど、劇団に入団するというのは初めてのことです。不安な事もありますが、新しい環境に向けてのワクワクも多いです。
コトリ会議を、より面白くなればいいなと思いながら色々仕掛けていこうと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

三村るな
kakkon_yoshi.JPG
posted by コトリ会議 at 12:01| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月23日

渡邊歩惟 退団のお知らせ


いつの間にか9月も後半ですね。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。要小飴です。

タイトルで驚かれた方もいらっしゃると思います。突然のお知らせになり、申し訳ありません。

この度、10月31日をもって劇団員の渡邊歩惟がコトリ会議を退団することになりました。
故郷の愛媛に帰るのだそうです。

私にとってコトリで初めて出来た後輩である彼女。
一緒に過ごした時間を思うと、やはり、遠く離れてしまうことは、どうにも寂しいことではあるのですが、彼女の決心を精一杯応援しようと思います。

これから渡邊はコトリ会議所属ではなくなりますが、これまで結んできた縁が切れるわけではありません。それぞれ別の道にはなりますが、お互いの歩む姿がお互いの励みになるような関係を、これからも築いていければいいなと思っています。
皆さん、これからも私たちのことを見守ってください。
よろしくお願いいたします。

とはいえ、10月末までまだ一ヶ月以上あります。それまでは、まだ劇団員。引っ越し準備などで忙しくなるかもしれませんが、もう少しだけ彼女との時間を楽しもうと思います。

皆さんも、もし彼女を見かけたら、声をかけてあげてください。

それでは、渡邊よりのご挨拶を以下に掲載させていただきます。



☆★☆★☆★☆★☆




朝夕日毎に涼しくなりましたが、如何お過ごしでしょうか。 

ブログ側ではご無沙汰してます。
先日久しぶりに中学生に間違われました渡邊です。パックの牛乳飲んでたからでしょうか…

5都市ツアーではコトリ会議を応援していただき、力を貸していただき、誠にありがとうございました。
各地方で沢山の方にコトリを受け入れて貰えている姿を目の当たりにし、ひっそりとではありますが、劇団員の一人としても、コトリを大好きな一人としても、嬉しく感じております。 


さて、この度私、渡邊歩惟は10月末を以てコトリ会議を退団致します。


なお、コトリを嫌いになった訳ではありません。
寧ろ入る前より好きになってると思います。
言わされてる訳でもないので悪しからず(笑)

皆でわーっと騒いだりご飯を食べたりする楽しい時間も、作品創りの厳かな時間も、振り返ってみると苦かったり面映ゆかったり温かかったりととても充実した日々で、入る前から好きでしたが更に好きになっていってる劇団を、作品を、皆との日々を、堪能していた気がします。
その時時を通して、劇団に入らなければ知らなかったことも、知らないことすら分かってなかったことも、先輩達と関わることで得たことも、コトリを通じて出会えた沢山の人達との思い出も、これからの私にとってはとても大事な御守りになるのではないかと思います。

そんな私は、立ち位置と視点を変えてこれからを過ごして行く予定です。
それは生活にもだったり演劇にもだったり。
もしかしたらその内ひょっこり前の位置に戻ることもあるかもしれませんし、ないかもしれません。

焼肉…焼肉はどうしよう。
宝くじ当たったらとかひょんな感じに諭吉さんが複数人懐に転がり込んできたりしたらとかにしときます…

 応援して下さった方やお世話になった方、気にかけてくださった方には大変申し訳ありません。 
 並びに、今までたくさんありがとうございました。
不義理をした身ではありますが、もしどこかでお見かけしましたらば、その時は温かく見守って頂けますと幸いです。

ツアーで力をつけたコトリ会議はこれからもっと面白くなっていくでしょう。
ちゅん会では面白い話も出ていましたよ。
是非とも、今後のコトリ会議の動きに御刮目くださいませ。

コトリ会議と、コトリ会議を見てくださってる皆様と、これからコトリ会議に関わるかもしれない皆々様の進む未来がとても素敵な未来でありますように。
これまたひっそりと、これからも願ってます。

拙い割りに長々となってしまいましたのでこの辺りで。
お付き合い頂き、ありがとうございました。


渡邊歩惟




posted by コトリ会議 at 13:15| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月05日

コトリ会議、竹やぶとじのご挨拶

コトリ会議の山本です。

8月26日の仙台公演をもって、五都市お礼まいりツアー公演「あ、カッコンの竹」終演しました。


本当にたくさんのお客様に見て頂きました。

本当にたくさんの方に助けて頂きました。

ありがとうございます。


お礼をしてまわるツアーのはずが、逆に各地でもっとお礼をしたい方が増えました。

こうやって劇団は活動を続けていくのだと、当たり前のことにもう一度気づかせてくれた旅公演でした。


実は座組みの中で、「あ、カッコンの竹」台本に一番自信を持てなかったのが僕ではないでしょうか。

タイトルから気に入りませんでした。

そんな中、台詞を声に出して演じてくれる役者さんに力を分けてもらいながら、どうにかこうにか稽古を重ねてきたように思います。


3月。狭い稽古場で、大石さんと、まえさんが、汗だくになりながら冒頭の先輩後輩の場面を演じていました。

まだ台本の終わりどころか、中盤も出来上がっていない、野お母さんなんか台詞一つしか書き上がっていない土台の上で、2人の必死のやりとりから、僕も必死に自分の台本の可能性を探りました。

大石さんもまえさんも、本当にガツガツ演技で訴えてきてくれて、結果、このツアー公演を通して、僕のお気に入りの場面が出来上がりました。


だのに、4月の名古屋公演初日は、こんなことを言うのはいけないことなんだけれど、自分の思っていたものとはかけ離れた芝居が出来上がっていました。

ナンジャーレの屋上階に1人佇み、夜闇の中、クジラの置物をじっと見つめ続けて終演後の全員集合をすっぽかしたのが良い思い出になったのは、名古屋公演のお客様が、SNSでたくさん感想を送ってくれたからでした。

初日アフタートークゲストの長谷川さんも励ましてくださり、助けられました。

その後、スタッフも出演者も集まって、初日の舞台終わり、疲労困ぱいの中、稽古が出来たことも良かった。

それは、実際に舞台を使って、実際のきっかけで音響も照明も操作して、出演者は客席からそれを見つめ、台本を読むという変わったものでした。

皆は台本と舞台を見つめ直して、僕は客席にいる出演者を見つめ直して、密な時間を過ごしました。

そんな中、舞台をひょこひょこと、妖精のように動き回る、舞台美術補佐の竹腰さんは、着々と竹やぶを補強してくださってました。

竹腰さん、その後も各地で竹やぶを美しく仕上げてくれて、なんというか、竹やぶに潜む、彼女は何かだったのではないでしょうか。


5月の大阪公演では、三村さんと藤谷さんが本領を発揮し始めました。

立ち上がった舞台でひそひそ話する2人は、竹やぶのセットの一つ一つに、三根とよしの思い出をこめていました。

どんな思い出か聞いてみても、2人は教えてくれませんでした。

役者さんの中で竹やぶがわさわさ育っているのを感じて、僕は嬉しいけど寂しくなって、悔しいので1人で竹やぶの裏設定を付け足しました。

また、劇場が変わると竹やぶも変わり、その都度、照明の石田さんと音響の佐藤さんはウンウン悩んでいました。

石田さんは、竹やぶの暗がりと、役者さんの顔当ての狭間で、あっちこっち探りまわって、本番が終わるたんびに明かりを確かめていました。

佐藤さんは、竹木琴と、小鳥の釣り物の両方を操作しながら、鹿威しのカッコンを鳴らし、パソコン操作し音も出すという離れ業を黒マントを羽織ってひょうひょうとこなしてくれてましたが、本番中、本人を盗み見ると、結構焦っていました。

時々カッコンの音がくぐもって聞こえることがあって、僕は密かにニヤリとしました。


6月初旬は本当に忙しい時期でした。

それもこれも、大阪公演から東京公演まで2週間足らずの間に、山本がまた台本を書き換えると言ってきたからです。

ラスト手前の、加代と太郎の会話は、東京公演まで試行錯誤の繰り返しでした。

野村さんと本田さんは、都市ごとに、場面が変わるたんびに、台詞の発し方を考え、今度はドタバタして今度は静かにして今度は走り続けて、そして2人の場面を全部作り直して、てんやわんやでした。

よく反旗を翻しませんでした。

2人のおかげで、お芝居が引き締まったものになり、台本の書き換えに終止符をうつことが出来ました。

また、東京公演のみ、照明操作を担当した木内さんには、働く大人の格好良さをこれでもかと見せつけられ、僕は何も敵わず、ひたすらカッコ良さげなペン回しを練習しました。


7月の新潟公演は、さすが四都市めとなると、役者さんの動きも舞台の仕込みもスムーズだね、と言いたかったのですが、いやいや、やっぱり竹やぶは人が気軽に出入りしていい場所ではありませんでした。

舞台のサイズも作りも変わり、四苦八苦する役者さん。

宇宙人の背負っているランドセルや野お母さんの頭の飾りのよく引っかかること。

思わず「誰だこんな台本にない衣装頼んだのは!」と怒鳴りちらしました。

衣装を頼んだのは僕でした。

観光どころではありませんでした。

そんな中、アフターイベントで、前にコトリ会議が新潟で上演した「新幹線も弾く毛布と愛おしい明け方」を、男優陣がリーディングするという企画がありました。

これが予想以上に面白く、勇気を貰えたかといえば、逆に「あ、カッコンの竹」はどうなのだろうと、僕はまた自分の中で押し問答をすることになるのでした。


この新潟公演がきっかけとなって、僕はまだまだ「あ、カッコンの竹」が発展するんだろうと思えたし、皆にもまだまだくすぶっているものがあるんだろうと感じました。

それは、各地で感想の色合いが異なることからも感じました。

東京ではどちらかというとコメディと捉えられていたものが、新潟ではホラー。

地域によって異なることは当たり前のことだけれど、一つの作品がこんなに様変わりすることあるんだろうか。

改めて、「あ、カッコンの竹」を見つめ直すきっかけとなりました。


8月の、暗がりでの稽古場リーディング公演はそんなきっかけで生まれました。

ここにきて、役を取っ替えてのリーディング公演。

稽古は二日間。そして仙台公演まで一週間。限られた時間をそんなことに使ってよいのか。

僕が役者だったら真っ先に反対する提案を、役者さん皆賛成してくれました。

なんて愛おしいバカたちだろう。

僕は皆に、真面目に考えろと説教したくなりました。

そんなリーディング公演は、結果、とても良く出来たとは言えない出来でした。

実のところ、あんまり僕には収穫のなかった公演でしたが、一つだけ、今まで「あ、カッコンの竹」を上演した都市からお客様が駆けつけてくださったのが、本当に嬉しいことでした。

各地でずくずくと竹やぶが育ってきている。

いつか忘れ去られる「あ、カッコンの竹」ですが、なんだかもう少し、幸せを感じようと思いました。


そして僕には収穫のなかった暗がりリーディング公演でしたが、役者さんはそうではなかった。

その後、稽古でやった、本役に戻っての本読みは、とても刺激的なものになりました。

劇的に何かが変わったわけでないのに、絶対に劇的な何かが使われた感触。

これはまだまだ、あと三都市は回れるなと思いました。


仙台公演は、皆、とてもいきいきした顔で始めることが出来ました。

仕込みの現場にお子さんと犬さんがいてくれたことも良かった。

短距離男道ミサイル澤野さんの息子さんと、小濱さんのパートナーすももちゃん。

何度かすももちゃんを下敷きにしかけたけれど、良かった。

あと、本番初日の朝。まえさんが深刻な顔をして、「僕、本当に口をテープで塞いで寝てるんですけど、どうしても、はっきり寝言言っちゃうんですよね」って悩んでる姿が、どうでもよかった。


役者さんの顔が、四都市を経て、「どうだ、面白いもん持ってきたぜ」っていう表情してる。

誰からぶん殴ってやろうと思いました。


仙台のお客様も、作品をどう面白く見ようと協力してくださっている空気で、僕には嬉しい本番でした。


改めて思い返してみると、本当に面白い公演でした。と言い切るのが中々出来ないのが僕のどうしようもないところなのですが、それでも、名古屋、大阪、東京、新潟、仙台と上演してまわれたことは、本当に良かったと思います。

その中で、たくさんの感想を、アンケートやSNSから戴きました。

ありがとうございます。


「あ、カッコンの竹」の竹やぶセットは、仙台で安全に解体されて、もうどこにもありません。

「あ、カッコンの竹」の竹やぶは、皆さんもうお気づきのように、ただの人の生活の影です。

閉じることの出来ないそれを、私たちは心にどう綴じるのか、とても答えは出せませんが、それでも、ただの人の生活の一部です。

とりあえず僕は、そろそろ扇風機を片付けます。


ご挨拶、終わります。


あ、次回のコトリ会議、すでに来年6月、東京のこまばアゴラ劇場での公演が決まってますけれど、今回よりもっと面白いです。


そんな作品作りが続けられることに嬉しくなって、また会う日まで

409FD44E-5988-41E6-81FC-A94F11B68718.jpg


コトリ会議

山本

posted by コトリ会議 at 13:32| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月26日

お礼してまわるツアー『あ、カッコンの竹』で5つの都市を回るんです。

『対ゲキ』 というごく一部かもしれないが話題に2015年から2016年に話題に上がった地方を拠点とする3劇団が協働制作で5都市をツアーする公演がありました。
それに参加していた大阪を拠点としてたコトリ会議は各地に演劇仲間ができました。

仲間に、お客さんに会いにいって元気にお礼が言いたい!

そんな気持ちで2都市ですらツアーをしたことのなかったコトリ会議が
単独で5都市を渡り鳥の様にお礼してまわろうと思います。

2年ぶりの新作長編と、オーディションを経た出演者と仙台からの客演を招いて
皆さまとお会いできること、各劇場で心よりお待ちしております。

◆各公演の大まかな概要的なもの
制作的な事を色々考えれる【名古屋】ナンジャーレ
2017年4月21日〜23日


space×drama◯に参加します【大阪】シアトリカル應典院
2017年5月26日〜29日


これからもっと色々企画を考えないと【東京】こまばアゴラ劇場
2017年6月8日〜12日


まだまだ未知が多いからにじり寄るぜ、念願の【新潟】新潟古町えんとつシアター
2017年7月8日〜9日

山本作品の大阪以外での上演が初めてだった街【仙台】せんだい演劇工房10-Box
2017年8月25日〜26日


これらに出てくるキャストさん。
牛嶋千佳 要小飴 若旦那家康(以上、コトリ会議)
大石丈太郎 野村由貴 藤谷以優 まえかつと 三村るな
本田椋(劇団 短距離男道ミサイル)

作品を具現化してくれるスタッフさん。
舞台美術 柴田隆弘
音響 佐藤武紀
照明 石田光羽
照明オペレーション 木内ひとみ(東京のみ)
舞台監督 柴田頼克(かすがい創造庫)
衣装 山口夏希
小道具 竹腰かなこ
音楽 トクダケージ(spaghetti vabune!)
宣伝美術 小泉しゅん(Awesome Balance)
制作 若旦那家康
制作助手 渡邊歩惟
制作協力 佐和ぐりこ(オレンヂスタ)、秋津ねを(ねをぱぁく)、杉浦一基、ほかまだ内緒。

作品を生み出す作・演出は山本正典

よろしくお願いいたします。
posted by コトリ会議 at 00:00| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月16日

コトリ会議稽古場公演のこと



山本です。

コトリ会議の稽古場公演について。

ただいま、コトリ会議のGメールでご予約承ってます。
ご予約受付は、8月17月の、17時で終了します。
当日、ご予約無しで来られると、僕たちしどろもどろになるので、どうしようかなという方は、コトリ会議Gメールまでご連絡くださいね。
よろしくお願いいたします。

どうせ誰も来ないだろうと思っていたら、予想に反してご予約どしどし戴きました。
すでに10名をこえております。

すごく嬉しいです。
ありがとうございます。

でも、
皆さんきっと勘違いされていると思ったので、もう一度注意喚起をしようと思い立ったんです。

皆さん、タダより怖いものはありませんよ。

コトリ会議稽古場公演は、真っ暗闇で上演する予定です。

眠たくなりますよ。

前日は、たっぷり睡眠をとってください。

役者が真っ暗闇に乗じて何するか分かりません。

スカートめくりしますよ。
(その際は声をあげてください、逮捕します。若旦那より)

覚悟してください。

真っ暗闇なのに、役者が全速力で走ります。

足踏まれますよ。

踏まれても大丈夫な靴とメンタル、ご準備ください。
(場内は土足厳禁ですので、靴は履けないのだと山本に言い聞かせます。若旦那より)

受付の人なんていませんから、ご案内は劇団員がします。
(概ね僕です。若旦那より)
段取り悪いですよ。
(概ね僕です。若旦那より)
マジすよ。

あれ?

真っ暗闇のはずなのに、部屋の隅に白い顔が浮かんでますね。

見ちゃいけない人、見えてますよ。

見えても僕には言わないでくださいね。
(山本は本当に心霊現象に対して怖がりなのでやめてあげてください。ていうかペンライト使った俳優じゃない?若旦那より)
次から次へと、怖いことが予想されますね。

それでも見たいという方、まだご予約承ってます。
念のため、下記、詳細です。

コトリ会議稽古場公演
「あ、カッコンの竹」
日時:8月19日午前11時より。
場所:大阪市立芸術創造館、演劇練習室大
料金:カンパ制
その他:今回は、稽古場公演。ただいまツアー公演中の、「あ、カッコンの竹」の稽古の一環として、上演します。役者は、本来の役を取っ替え引っ替えして、リーディングに近い形の公演になります。部屋の明かりを全部消して上演する予定です。本当に眠たくなります。でも、全てを乗り越えた時、私たちはとても面白いものに出会えるかもしれません。

お待ちしてます!
posted by コトリ会議 at 19:11| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月07日

『あ、カッコンの竹』稽古場公演 ご予約の方法

こんばんは。要小飴です。

昨日、山本より『あ、カッコンの竹』の稽古場公演のお知らせをさせていただきました。さっそくSNS等で反響をいただき、ありがたい限りです。

23時より受付開始とだけお知らせさせていただいておりましたが、なんてこと、ご予約の方法を説明していないじゃないですか、と気づき、こんな時間にブログをしたためております。

今回の稽古場公演のご予約は、コトリ会議Gmailにて承ります。


コトリ会議kotorikaigi@gmail.comまで
ご予約名、枚数、緊急連絡先(電話番号)『あ、カッコンの竹』をどちらで観てくださったか(名古屋、大阪、東京、新潟)」をご記入の上、メールをお送りください。

こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。

※送信後24時間経過しても返事がない時はお問い合わせください。
また、受信制限がある方はkotorikaigi@gmail.comの制限をはずしておいてください。

会場などの都合もあり、お席に限りがあります。観に行ってやろうじゃないかとお思いの方がいらっしゃいましたら、どうぞお早めにご連絡ください。

ここで、ずいぶん前の稽古場の写真をいくつか。F6DD1304-5D4F-4818-A1CC-FAE8BF8EA40E.jpg32A6ACF7-B12A-4ED6-8DFC-69D6C9E5270C.jpg8D0BCDCA-0FFF-43B6-9670-9A0A8DEA7695.jpg
A97140A9-C3D0-4356-B382-B4439BE65649.jpgB8A4BCBA-2DB9-42EA-9314-C61E1CFFF782.jpg

それでは、皆様からのメールを心からお待ち申し上げております。

要小飴でした。


posted by コトリ会議 at 01:57| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月06日

コトリ会議、稽古場公演について


山本です。

コトリ会議は、8月25、26日に仙台で公演します。
すでに、名古屋、大阪、東京、新潟の4都市で上演されてきた「あ、カッコンの竹」
その5都市めの公演です。

なんだかしんみりしますね。

やけどしんみりするの嫌なので、仙台公演の前に、稽古場で試したい事があります。

それが、「コトリ会議、稽古場公演」です。

これまで、4都市であわせて21回上演された「あ、カッコンの竹」を、もっと豊かに、もっと鋭く、面白く出来ないかと考え、役者さんに提案しました。

役を変えて、実際に何日か稽古をします。
そうして出来上がったものを、お客さまに見て頂き、評価してもらおうという公演です。
役者さんには台本を持ってもらうので、リーディングに近い形になると思います。

稽古場で、役を変えて台詞を喋り、演技に新鮮さを求めるような事を、コトリ会議でも何度かやっていますが、今回は少し違う事になると思います。
お客様がいて、
背筋をはって、
今まで上演してきた本番の、「あ、カッコンの竹」の答え合わせをしていくような感覚。
昨年のオーディション公演からここまでの、この座組みで皆で作ってきたものを、改めて、一歩下がって、見つめ直す感覚。
この稽古場公演を経て、役者さんが、そして僕の演出がどうなるのかは、はたして、なんにも分かりません。
でも、皆で一所懸命考えてきた、なぞなぞの答え合わせって、すごくワクワクすると思う。

見にきませんか。

もちろん、品質は保証しません。
それどころか、僕の今考えているところでは、この稽古場公演、部屋の明かりは全て消したままです。
真っ暗な竹やぶを想像する為に、部屋も真っ暗にするんです。

はたして公演は成立するのでしょうか。
役者さんは手に持った台本が読めるのでしょうか。
読めないでしょう。
仙台公演の本番前やし、かわいそうやし、ペンライトくらいは持たせてあげましょう。
役者さんは、右手に台本を持ち左手にペンライト。
両手が塞がった状態でどう演技するのでしょうか。
演技に集中出来ないんじゃないでしょうか。
でもきっと、お客様の前に立っている事には集中してくれると思う。

放送事故ならぬ、演劇事故が起きる予感を多分に孕んだこの稽古場公演。
でも良いんです「稽古場」なのですから。


日時は、8月19日の午前11時より。
場所は、大阪の、芸術創造館の三階の、演劇練習室大
お代は、、、さすがに戴けませんが、僕たちせめて、仙台は飛行機で行きたい。
なので、真っ暗な中にこっそり、コトリ会議交通費ボックスを設置しています。
皆さん、手探りで何とか探し当てて頂いて、交通費をカンパして頂けませんか。
もちろんカンパして頂かなくても構いません。
芸術創造館まで来られたお金と時間分は、しっかり元を取れるような作品にします。

また、この稽古場公演は、「あ、カッコンの竹」の公演を、4都市どこかで見てくださった方限定でのご案内とさせてください。

客席は、多くて10席だと思います。
予約方法は、後ほど劇団ブログやTwitterでご案内します。

僕たちそわそわしながら、お待ちしてます。

山本
posted by コトリ会議 at 15:03| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月30日

あ、カッコンの竹新潟公演イベント

若旦那です。
あっという間に来週にはえんとつシアターでの新潟公演。
名古屋からの制作者アフタートーク(僕はもっとしゃべりたいシリーズ)とイベントをしてきましたが、新潟も何かしようと思います。

@7月8日(土)17:00公演
「新潟の産んだ俳優・本田椋が今回は服を着て錦を飾るトーク」
劇団 短距離男道ミサイルの本田さんは新潟ご出身だそうで、ただミサイルの公演で新潟に来たら裸なので錦を着れないと。
なのでちゃんと服を着て、新潟への思いをお伺いしようかと思います。
そこは制作者の僕ですから、地元を離れた俳優が凱旋公演・そして劇団自体もこりっち演劇まつりグランプリ受賞とのタイミングの良さ、タイミングって何だってことを考えて話をすることにします。
0608kakkon-17.jpg

A7月9日(日)11:00公演
「新潟でやった"しょーもない"作品のリーディングと検証」
コトリ会議は新潟では20分くらいの作品しか上演してないです。しかも台本は先に渡していたとはいえ稽古は実質4日間で、山形合宿で、えんとつシアター支配人の逸見さんと山形在住の新潟演劇人の石川さんと、山本が合宿で。
P1014998.JPG
そのとき食べさせてもらったご飯がおいしかったとだけ聞いています。
それを今回の俳優でリーディングします。
カッコンの竹の余韻の中、作品を比べてみます。
俳優(本田さん、大石さん、まえさん)本編もやるのに、大変だ!
もし欲しいお客さんがいたらその台本も差し上げます。

B7月9日(日)16:00公演
「新潟の演劇を盛り上げる逸見さんとガチンコ制作トーク」
私、コトリ会議制作の若旦那家康が新潟の小劇場、演劇を実際に支配人の逸見さんに色々聞いてみようと思います。
なにがガチンコってこのブログの記事を書いている段階で逸見さんに相談も出演交渉もしておりません。
これを読んで、直接怒られたり、快諾されたり、色々すると思います。
3回公演しかないので、全部しゃべって、バラして大阪に帰って、また新潟に来る礎にします。
あ、逸見さんの出ていた記事です。→新潟日報モア

新潟公演、おそらくこれまでに一番コトリ会議を観たことのない人達の割合が多いでしょう。
ドキドキします。

<日時>
7月
8日(土)17:00
9日(日)11:00/16:00

<料金>
一般予約:2,000円
当日:2,500円
チケットぴあ:2,000円(Pコード:459-222)
予約はこりっち!http://stage.corich.jp/stage/80637/ticket_apply
posted by コトリ会議 at 01:14| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月25日

念願の『あ、カッコンの竹』新潟公演

若旦那です。

新潟公演については先に作家・演出家の山本君が先に『コトリ会議の新潟公演観劇のすすめ』を書いてくれていますが、僕からも色々書いておきます。

上記ブログ記事中で対ゲキ新潟公演のコトリの作品は「しょーもなかった」と書いているが、どれくらいしょーもなかったか、新潟公演中に披露したいくらいだ。
しかし全部に披露できないから一枚だけその時の写真を貼っておきます。
P1014998.JPG
(『新幹線も弾く毛布と愛おしい明け方【新潟】「空からモグラの住処まで空虚」』 撮影:佐和ぐりこ)
ゲネプロ写真です。
写真右から、えんとつシアター支配人の逸見さん、劇団アンダンテ主宰の石川さん、普段出演しないコトリ会議の山本
なんとレアな、そしてジャージですが衣装です。
しかしコトリ会議至上、僕が一番笑ったんじゃないだろうか。
結構真面目にダメ出しもしたが。
こんな感じの新潟でのコトリ会議は本公演はこんな感じです。
0608kakkon-52.jpg
(『あ、カッコンの竹』【東京】 撮影:山口真由子)
なんか違うでしょ。
美術がネタばれ!と思うなかれ、この美術は色々会場によって変容していくのです。

なぜ、新潟公演がやりたいかというと、僕と山本しか行ってなかったので他の劇団員も連れていきたい、普段の山本作品を上演したいというのもあります。
(対ゲキ以外に劇団アンダンテ石川さんからの熱いオファーで、えんとつ王用に一本書き下ろしはしましたが)
ただ、そんな思いだけでは演劇は出来なくて、お客さんを呼ばないと行けないのですが、えんとつシアター逸見さんが低いシブい声で「ウェルカム!」と言ってくれた(ように思えた)、「月刊にいがた」とおいう雑誌が情報を載せてくれたり。

新潟公演を発表しているおかげなのか、いや、新潟公演があるにも関わらず、名古屋公演・大阪公演・東京公演に新潟からのお客様がかなり来ていただいたのが本当に嬉しい!(なぜか名古屋には新潟から来ているお客さんがバラバラで5〜6名いた)
そしてキャストオーディションに新潟から受けにきてくれていた人もいた。
こんな嬉しいことはない!
嬉しいから、お礼に行きます!
I♡Niigata
(日本海になんかこんなオブジェが経っていたと記憶する)

そして客演してもらっている劇団 短距離男道ミサイルの代表である本田さんの故郷で、劇団が賞を取ったし、裸にならない作品だし、故郷に錦を飾れるから!行かねばならない風がより吹いてきています!
行きます!新潟!
来てください!えんとつシアター

こんな公演情報!
7月8日(土)17:00
7月9日(日)11:00/16:00

<料金>
予約 2,000円
当日 2,500円

携帯からの予約はこちらをクリック!




前売はチケットぴあ


どうか観に来てください!!
posted by コトリ会議 at 21:35| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月07日

急遽お伝えした、東京公演の制作アフタートークまとめ

ついに、劇場入りしております、1年2ヶ月ぶりにして初単独のこまばアゴラ劇場。
10日(土)11:00の回が予約完売して少しおろおろしている若旦那です。
嬉しいような、もっと入ってもらえるように努力しな、おろおろです。

そして何も告知してなかったのですが、やっぱり演劇のことについてお話を聞きたい。
そんな欲求からアフタートークを急遽入れました。
作品についてアフタートークではないので、お客様はどうそれを聞けば良いのかと思うかもしれませんが、公演をつくること、作品を観てもらうこと、どういう進路があるか、作品の周囲をただよう色々を感じ取ってもらえれば幸いです。
作品についても僕が話できることは話するのでよけば尋ねてください。

アフタートークラインナップ
6月8日(木)19:30
「作品を批評してもらうことって嬉しいし、怖い、どう振る舞いましょう<演劇批評誌『紙背』を刊行する山ア健太さんに尋ねてみる>」
ゲスト:山ア健太さま(演劇研究家・批評家)

6月9日(金)15:00
「関西から東京に移転してみてどうだった?どう踏み切った?<劇団子供鉅人に入団してすぐに東京移転になった山西竜矢にせまる>」
ゲスト:山西竜矢さま(劇団子供鉅人俳優・ピンクリバティ主宰)

6月9日(金)19:30
「地方劇団が東京で公演をするためにどうすればいいの?<こまばアゴラ劇場のラインナップについて聞いてみたい>」
ゲスト:木元太郎さま(青年団・こまばアゴラ劇場制作者)

6月10日(土)11:00
「一体何者?FUKAIPRODUCE羽衣制作なのに裏で出演。<フレキシブルな活動をする共演者・大石丈太郎と人前で話す>」
ゲスト:大石丈太郎さま(俳優・FUKAIPRODUCE羽衣制作部)

6月11(日)11:00
「大阪から東京にツアーに行く手だてを何にしている?<東京公演をする先輩・壱劇屋に聞いてみる>」
ゲスト:西分綾香さま(劇団壱劇屋俳優・制作)


以上5つのアフタートークを開催します。
それぞれで話そう、話を聞こうと思っている内容はタイトルがそのまんまなんですが、脱線などもあると思いますが、ゲストの方々と色々お話ししようと思います。

本編上演時間は90分
少しおいて20分ほどお話しします。

演劇にまつわる全てを楽しんでもらえれば幸いです!


公演の詳細とご予約はこりっちで!
http://stage.corich.jp/stage/80636

携帯からの予約はこちらをクリック!




posted by コトリ会議 at 12:11| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月01日

東京が決まったからこのツアーがある。東京の『あ、カッコンの竹』

大阪公演、ありがとうございました。
スペドラへのお礼のはずがスペドラの恩恵を受けて、無事に大阪公演を終えれました。
ありがとうございました。
若旦那です。

そして、次は中一週間で東京公演です。
まじか、早い!
そして山本はまた演出を劇場に合わせて変えようとしている!
みんな間に合って〜!

そんな東京公演があるからこのツアーが決まりました。
こまばアゴラ劇場の他地域カンパニーの企画に通ったので、それを中心に前に2都市、後ろに2都市にしようとしました。
対ゲキ東京公演の効果で、息を吹き返したといっても過言ではないコトリ会議。
具体的にはこれまであまり書かなかったけど、演劇ジャーナリストの徳永京子さんに観てもらえたことが大きいです。
そちらにコンタクトリストから案内を出してくれたオレンヂスタの佐和ぐりこさんのおかげでもあります。
ありがとうございます。皆様。
色んな思いを持って、東京に単独で再び公演できるのはありがたいことだ!
そんな思いに胸を詰まらせていたり、それどころではなく大阪の集客に奔走したために、東京でのイベントは今のところ特に決まっていませんが、何か、面白いことができればと、ギリギリでも思っています。

コトリ会議単体のイベントではないですが、先日、花まる学習塾王子小劇場で公演を終えた匿名劇壇と、コトリ会議の後に萬劇場で東京公演を迎える壱劇屋の連携企画はあります。
匿名劇壇を観た方はまた全然毛色が違う、コトリ会議と壱劇屋を観て「大阪にも色々いるのね」っていうのを知ってもらえたら嬉しいなと思います。

あと、どんかぶりという意味ではFUKAIPRODUCE羽衣の制作部にいる大石丈太郎さんがこちらにも出演しているので羽衣さんと連携すべきという考え方もあったなぁと。
過去形じゃなくて現在も進行すれば良いのだけども。
いえ、現在も進行させます。

とりあえず今は言うことはないけど、何かをやるぞ!という意気込みの変則スケジュール!
6月
8日(木)19:30
9日(金)15:00/19:30
10日(土)11:00
11日(日)11:00/16:00
12日(月)15:00

<料金>
一般予約:2,600円
学生予約:2,000円
当日:3,000円
チケットぴあ:2,600円(Pコード:457-050)
予約は⇩

携帯からの予約はこちらをクリック!





ぴあはこちら⇩
PC用URL
携帯用URL
スマートフォン用URL
共通URL

東京は僕の中で、良いも悪いも全部SNSで言ってくれる(他地域は悪いはあんまり書かれない)都市。
引き締めてまいります。
へこんだりしながらも、とぶとぶ。
posted by コトリ会議 at 00:23| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月22日

「カッコンの竹」大阪公演のイベント類!

どうもどうも、若旦那です。
大阪公演も色々イベントがありますよ。
コトリ自主的にも、スペドラ企画も!
順を追ってみよう。

5月26日(金)19:30公演
「ばぐのカフェ」(【開演前】18:45頃〜19:15頃・1階ロビー) 
スペドラ覇者で、コトリ会議とも合同公演をしたことのあるbaghdad cafe'さんがカフェを開いてます。
良いネーミング!
ちょっと早めに来れたら珈琲とか飲みながらバグの方々と演劇の話をしてくださいー!

5月27日(土)15:00公演
「僕はまだ話し足りないからDFG_Osakaの中の人さん、聞いて。」(【終演後ほどなく】・2階気づきの広場)
現在の情報発信の形を辞めるという発言をされたBGYさんに宣伝ってどうしていこうかしらと僕が話したいことを色々話して、聞きたいことを聞いて、より幅広い視野を持とうと思うためにその場にいる人と話そうというコーナーです。いろんな人の話が聞きたいのでサロン形式が良いなと思いますが、誰もいなくても話し続けます。
仏との問答のように。
今公演を観ていなくても参加可能ですし、無料です。

5月28日(日)15:00公演
「リレーアフタートーク」(【終演後】・2階本堂のホール内)
スペドラの集大成、スペドラに所縁のあるゲストをお招きしてお送りします。
作・演出の山本正典と、ピンク地底人3号のアフタートークです。
僕も進行係で参加します。
過去にピンク地底人の公演にアフタートークに呼ばれて何も話できなかった山本君のことを心配した3号君の配慮です。
同い年の作家演出家としてお互いをどう意識しているか聞き出せるかどうか、ひりひりしますね。

全てのステージで受付でホットドッグは販売してますよ!
400円ですが、なかなかボリュームあるので、お楽しみいただけるかと!

6公演中、6つかぁ。
名古屋で4ステージ全て僕がアフタートークをしていたのに比べたら、も、の、た、り、な、い!

ご予約はこちら!!
http://stage.corich.jp/stage/80432

携帯からの予約はこちらをクリック!




posted by コトリ会議 at 22:38| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月20日

大阪での『あ、カッコンの竹』はお礼の塊。

コトリ会議による5都市にお礼してまわるツアー公演『あ、カッコンの竹』の大阪公演です。
若旦那です。
大阪公演は7年前にコトリ会議がちょっと注目されることになったきっかけ應典院舞台芸術祭space×dramaへお礼したい。
僕はその時の『びゅいーん、瓶』の頃はコトリ会議も知らずでしたね。
それに対して僕は何のお礼なのか!
そこで受賞してなければ、コトリ会議を僕が知ることもなかったのかもしれない。
そんな應典院にお礼を言うよ!コトリ会議は!
ということで、應典院舞台芸術大祭space×drama◯に参加しております。

そうそうスペドラでは高校生は無料っていうのがありまして、1回につき10名ですが、そんなに埋まってもいないのである。今がチャンスだ、高校生。
そうそうホットドックもあるしね。スペドラ。
皆さん楽しみにしてください。

ちなみに名古屋公演の感想まとめです(あと、東京にリーディングに行った分も)→https://togetter.com/li/1103089

<日時>
5月
26日(金)19:30
27日(土)11:00/15:00
28日(日)11:00/15:00(スペドラリレーアフタートーク)
29日(月)15:00

<料金>
ぴあ 2,000円(Pコード:456-841)
一般予約 2,300円
学生予約 2,000円
当日 2,800円
予約はこりっち

携帯からの予約はこちらをクリック!





それと28日の15:00の公演はスペドラのアフタートークでピンク地底人のピンク地底人3号氏を招いてお話しするんですが、過去にピンク地底人がスペドラに出場した際にアフタートークにコトリの山本君が出たのですが、ほぼ何もしゃべらなかった過去があるので、リベンジというか、リベンジですね。
そこはじっくり観てください。
posted by コトリ会議 at 02:31| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月24日

東京公演も連携企画の発動!!壱劇屋と匿名劇壇と!

名古屋公演を終えて大阪公演へ、次の羽ばたき準備しているコトリ会議です。
名古屋公演ではオイスターズさんの深津演劇祭『うちやまつり』と連携企画をしました!
ありがとうございました!(オイスターズさんはまだまだ公演ありますよ!)

さて、6月の東京公演も連携します!
大阪のおともだちと。

詳細は以下ですー!

東京公演を含んだツアーを行う、大阪3劇団で連携企画をいたします。
3劇団はカラーは違えど、それぞれ應典院舞台芸術祭space×dramaで優秀劇団になった3劇団です。
昨年OMS戯曲賞大賞を男性最年少で受賞した福谷圭祐の率いる匿名劇壇。
にわかに注目されこれまで培って来た他地域との連携から5都市ツアーを敢行するコトリ会議。
CoRich舞台芸術アワード!2016で全国1位に選ばれ、2017年の劇団創設10周年に向けて精力的な活動を続ける劇団壱劇屋。
上記3劇団が5月末から6月末の一ヶ月間にそれぞれ東京での公演が控えています。

匿名劇壇『レモンキャンディ』
5/26〜29(花まる学習会王子小劇場)http://stage.corich.jp/stage/81041
コトリ会議『あ、カッコンの竹』
6/8〜12(こまばアゴラ劇場)http://stage.corich.jp/stage/80636
劇団壱劇屋『新しい生活の提案』
6/22〜27(萬劇場)http://stage.corich.jp/stage/80883

これら3公演の半券をお送りいただいたら、それぞれの未販売短編戯曲が収録された特性ブックレットをもれなくプレゼントいたします。

応募方法
それぞれの半券と、特典の送付先住所・氏名・メールアドレス・電話番号を書いた紙を封筒にいれ、
〒534-0016 大阪府大阪市都島区友渕町3-4-22-711 匿名コトリ壱劇企画 ワカバヤシ
までお送りください。
(いただいた個人情報は特典の郵送以外に使用しません)

この機会に、同じ大阪でもカラーの違う3劇団をお楽しみください!

匿名劇壇
HP https://tokumeigekidan.jimdo.com/
Twitter@tokumeigekidan

コトリ会議
HP http://kotorikaigi.com/
Twitter@kotorikaigi

劇団壱劇屋
HP http://ichigekiyaoffice.wixsite.com/ichigekiya
Twitter@ichigekiya


<企画お問い合わせ先>
kotorikaigi@gmail.com (コトリ会議:若旦那家康)
posted by コトリ会議 at 18:04| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月18日

名古屋でオイスターズさんとどんかぶり演劇祭

あっという間に、今週末には名古屋公演です。
若旦那です。

名古屋公演でこんなにお知り合いが少ないかとなかなか厳しい!
あんなに大好きだと公言していたオイスターズさんと公演がかぶっているってのもショックだ。
こちらに出演している野村由貴さんはDIVEプロデュース「メイド・イン・ジャパン」でオイスターズの川上珠来さんと知り合ったのに、お互い真裏だと嘆いていたね。

嘆いている野村さん野村由貴.JPG
嘆いているであろう川上さんsFxudE-C_400x400.jpg


だからさ、観れないなりにも繋がりを意識する「どんかぶり演劇祭」じゃい!
オイスターズさんの深津演劇祭参加作品『うちやまつり』の半券を持っている、または予約している旨をナンジャーレの受付で申告してくれたお客様には
山本正典の最近の短編戯曲をプレゼントいたします!
(何種類か用意しておきますよ!)

逆にオイスターズさんの受付ではコトリ会議のチケット販売(!なんて優しいんだ!?)や、同じようにコトリ会議の予約または半券で何かプレゼントがあるみたいですよ!

ナンジャーレと七ツ寺共同スタジオってどんな距離なの?
こんなグーグルマップ
車で20分、電車でも30分くらい?
一度に観てください。

オイスターズも、深津さんの作品も、コトリ会議も観てみて。

コトリ会議『あ、カッコンの竹』
21(金)19:30
22(土)11:00/17:00
23(日)15:00
(上演時間:90分以内)
@ナンジャーレ
こりっち!

オイスターズ 深津演劇祭参加作品『うちやまつり』
20(木)19:30
21(金)19:30
22(土)14:00/19:30
23(日)11:00/15:00
24(月)14:00/19:30
25(火)14:00/19:30
@七ツ寺共同スタジオ
こりっち!

待ってて!名古屋!迎え入れて!

(ちょっとした個人的な思い入れとしては大阪で2度目のどんかぶり演劇祭の時にオイスターズ『日本語私辞典』で参加してもらいました。当時は僕は突劇金魚『富豪タイフーン』でかぶっていて、後日七ツ寺共同スタジオにそれだけを観に行ったなぁ)
posted by コトリ会議 at 13:37| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月26日

名古屋での「あ、カッコンの竹」

若旦那です。
お礼して回る5都市ツアーのことを考えております。
まずは名古屋公演についての情報です。
情報というか、思いか。
名古屋の演劇に触れたたのは突劇金魚「富豪タイフーン」の制作をやったからで、その前の年の突劇金魚が出ていたミソゲキは知らなかった。
けど、その年にコトリ会議がミソゲキに呼ばれた。
面白いよね、ミソゲキってなって毎年観に行って、そこで対ゲキのことも知ったんで名古屋、特にナンジャーレはコトリ会議の、だけではなく僕自身のターニングポイントだと思います。

やっぱりお礼をするならまずは名古屋からだね。

そして僕は出演するけど、制作ということもするので制作の人と喋るアフタートークをしたいと思っています。
ミソゲキをオーガナイズして名古屋演劇アーカイブを運営する長谷川公次郎さん。
劇団うりんこの制作にしてうりんこが児童劇団の域を越えるところにひょろっと持って行き学生演劇祭もファシリテイトしている、元祖会いに行ける制作者、平松隆之さん。
制作者というよりも朗読家なのですが、名古屋のDFGである名古屋観劇探検ガイドを運営しているニシムラタツヤさん。
名古屋において珍しいコンテンポラリーダンスを制作し、名古屋外の公演もプロデュースする菅井一輝さん。

これらの方々を各回お呼びして気になる事を聞きます。
(気付くとおじさんばかりなので、出演者している女性に助っ人を頼むかも)

公演情報と予約はこちら!
「あ、カッコンの竹」(名古屋公演)
【日時】
4/21(金)19:30@
4/22(土)11:00A/17:00B
4/23(日)15:00C
【会場】
ナンジャーレ
【アフタートーク】
@長谷川公次郎(名古屋演劇アーカイブ)
A平松隆之(劇団うりんこ/うりんこ劇場)
Bニシムラタツヤ(AfroWagen/朗読・演劇制作)
C菅井一輝(officecassini)
【料金】
予約(こりっち):2,200円
前売(ぴあ):2,200円(Pコード:456-753)
当日 2,700円
【注意】
靴を脱いで階段を上がっていただきます。

携帯からの予約はこちらをクリック!





SF要素の入った童話的な死生観が垣間みれるへんてこ会話劇をぜひ名古屋で観てください。
ここから次のコトリ会議が始まるのかもね。
posted by コトリ会議 at 16:25| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月22日

小ラボ4回め、ありがとうございました!

こんばんは。要小飴です。

もう火曜日も終わろうと…….終わってしまいましたね。
大変遅くなりましたが、コトリ会議小ラボ4回め無事に終演いたしました。ご来場くださった皆様、応援してくださった皆様、本当に本当にありがとうございました。

素敵な場所。高槻市の福寿舎さん。
BFB8ED95-C58E-4B34-B3A6-D806400782F8.jpg
5754FA93-6535-457D-9000-C9AD2AC9C992.jpg

32059328-0274-413B-B3A3-A2FD1F4B4663.jpg
『カコミちゃんは、いつまでたっても』
舞台写真は撮れなかったので、これは休憩中に急遽再現してもらったラストシーンです。

588A2DB5-8F62-40D1-8291-58F28C3FCFC0.jpg
『包帯の白』
これは、確かゲネで撮った写真です。

客演していただいたお二人には、それぞれの作品でご尽力いただきました。鎌田恵弥さんと竹内桃子さん。
年齢の近い座組み……かと思いきや、意外とジェネレーションギャップがあったりして、打ち上げでは知ってる歌手の話題で盛り上がったりしました。)

そして、小ラボ三ヶ月ずっと演出としてお付き合いいただいた、カラ/フルのオダタクミさん。

このお三方とのご縁によって実現した公演と言って過言ではありません。

本当にお世話になりました。

4回めまで、後半ちょっと詰め込み気味に続けてきた「小ラボ」ですが、コトリの代表交代の直後に動き出した取り組みでした。そして、私が代表に就任してから、早いものでもうすぐ一年になろうとしています。
これから、しばらくは五都市ツアーに集中する日々が続くことでしょう。小ラボは一旦ここで一区切りです。
またやってほしい、なんて言ってくださる方もいらっしゃるようで、コトリ会議を色んなところで支え見守ってくださる方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
そもそも小ラボは、劇団員の修練の場として始めたものでしたが、その実、私がやりたいことをやらせていただく、かなりありがたい機会になりました。過去作品の再演、公演のプロデュースをすること、作品の演出をつとめること、役者として公演に出続けること。加えて、小道具の製作も一部担当できたり、本当に沢山のことをやらせていただきました。
すべてのことから、自分がコトリ会議について何を考えているか、何をしたいのかを問いかけられるような一年でした。
この経験を、今後の本公演やコトリらしい色んな取り組みに生かしていきたいと思います。

小ラボは「小さなラボラトリー」と「コラボ」をかけたネーミング。4回の実験とそれを上回るさまざまな気付き、出会いをへて、コトリの劇団員がまた作演の山本と作品をつくるとどんなことになるのか、お楽しみに、です。お楽しみに、と言いながら、背筋が伸びるのを感じておりますよ。

なにはともあれ、小ラボ4回めはこれでおしまいです。楽しんでいただけていれば、幸いです。
皆様、本当にありがとうございました!

992DDBE7-64C1-42F6-BED6-C803AA5C8DE0.jpg

posted by コトリ会議 at 00:30| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月15日

あ、カッコンの竹(名古屋公演)

2015年から2016年に話題に上がった地方を拠点とする3劇団が協働制作で5都市をツアーする『対ゲキ』という企画がありました。
それに参加していた大阪を拠点としてたコトリ会議は各地に演劇仲間ができました。

仲間に、お客さんに会いにいって元気にお礼が言いたい!

そんな気持ちで2都市ですらツアーをしたことのなかったコトリ会議が
単独で5都市を渡り鳥の様にお礼してまわろうと思います。

まずは最初は名古屋公演!
関西を出た最初のきっかけはナンジャーレ、ミソゲキでした!
ここから始まります!

<日程>
4/21(金)19:30@
4/22(土)11:00A/17:00B
4/23(日)15:00C

毎回あるよ!若旦那家康が話す制作者アフタートーク
@長谷川公次郎(名古屋演劇アーカイブ)
A平松隆之(劇団うりんこ/うりんこ劇場)
Bニシムラタツヤ(AfroWagen/朗読・演劇制作)
C菅井一輝(officecassini)

【発売日】2017/02/09
ぴあ 2,200円(Pコード:456-753)
当日 2,700円

予約 2,200円
こりっちで!

携帯からの予約はこちらをクリック!





[PR] SIM比較
FX初心者
訪問看護ステーション
給与計算代行
posted by コトリ会議 at 03:15| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月08日

しまった【小飴徒然】

しまったしまった。何か忘れている……という気はしていたのですが、これですわ。ブログ。

いつの間にか2月になっておりますよ。皆さんいかがお過ごしでしょうか。コトリ会議の要小飴です。
皆さんはやはり節分は恵方巻を食べますか?私は九州の出身なのですが、小さい頃の自分の年間行事の中には、この恵方巻を食べるというイベントはなかったように記憶しています。コンビニの戦略で今は全国的に広がっている、なんて話をよく聞きますね。私も恵方巻がそんなにメジャーなものだと知ったのは、岡山時代にコンビニでアルバイトをしていた時だったと思います。

生まれ育った場所の文化や習慣というのは、もはや体に染みついているもので、改めて確認すると新鮮な気持ちになるとともに、替えがきかないものです。
昨日は小ラボ4回めの『カコミちゃんは、いつまでたっても』の稽古だったのですが、そこで、私は「てれんぱれん」という言葉を発しました。
「てれんぱれん」というのは、どうやら、九州の方言のようなのですが、そのときの若旦那さんと鎌田さんのキョトンとした顔が忘れられませんね。四国出身の渡邊も聞いたことがないとのこと。
「なに、それは方言なの?」と尋ねられて、「多分……」と答えてから(ほら、もう方言かどうかさえ、よくわかっていないのですから…….)、でも、どういう意味なのか、説明することが難しいのです。
方言としてよく耳にする「〜ばい」や「〜っちゃん」などの語尾は変換することが出来ますが、こういう状況や感情を表す言葉は、違う言葉に直すとニュアンスが変わってしまいます。
ネットで調べると「てれんぱれん」は「ぶらぶら何もせず」とか「だらだら」みたいな意味として出てくるのですが、何か違う……。検索した中で、自分が使っている感覚と一番近いものは「ちゃらんぽらん」だったのですが、言葉を発する側の気持ちの温度に差があるような、不一致感が拭えません。
そう思えば、「〜ばい」と「〜だよ」もやっぱり同じとは言えない気がする……。
こうなってくると、もう地域差というよりは個人差になってくるでしょうね。

もう、ちょっと脈絡がない文章になってきていますけれど。大阪にきて、四年。染まりやすい人間ではありますけど、染まらない部分というか、染めようとしても染められない部分が、あるのだなぁと思ったわけです。


あ、あれ?この前、会場の見学に行ったので、そのときのことを書こうと思っていたのに、全然違うこと書いてますわ。
素敵な会場なので、またの機会にじっくりご紹介しますね。

最後に、カコミちゃんと、ナニモノくんのお二人の写真を載せて、今日はおしまいにします。
ほんとに徒然。それでは、また!

643FA894-9F9E-41EA-90B7-C71822CC5501.jpgB75B0C49-9F93-4810-B078-DD46F5B4DCBB.jpg

posted by コトリ会議 at 06:47| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月04日

お礼してまわるツアー「あ、カッコンの竹」名古屋公演の情報とか。

どうも小ラボ4回めの稽古を進めつつも、4月から始まるツアーのことです。
まずは名古屋公演のことからね。

「あ、カッコンの竹」の名古屋は
会場!ミソゲキでおなじみのナンジャーレ
住所は愛知県名古屋市中村区亀島2丁目26−5 キジビル4F
最寄りは名古屋駅
■日時
4/21(金)19:30@
4/22(土)11:00A/17:00B
4/23(日)15:00C

■料金(チケット発売・予約は2月9日(木)10:00
予約/ぴあ 2,200円(Pコード:456-753)
当日 2,700円
ぴあ:http://ticket.pia.jp/pia/event.do?eventCd=1702677
こりっち:http://stage.corich.jp/stage/80433

■全日程アフタートークあり
若旦那家康が話す制作者アフタートーク。
名古屋の演劇があって、近いが故に若旦那が日本中あちこち行くようになったきっかけでもあるのでお話を色々したいです。
他地域劇団を受け入れること、呼び込むこと、自分が他地域に出ること、自分の地域の劇団を売りこむこと。
色々考えてみるのが、作品について作家・演出家がやるアフタートークと違う面白さを探ってみます。

お願いする相手は
@長谷川公次郎(名古屋演劇アーカイブ)
A平松隆之(劇団うりんこ/うりんこ劇場)
Bニシムラタツヤ(AfroWagen/朗読・演劇制作)
C菅井一輝(officecassini)
以上、4名敬称略ですが、よろしくお願いいたします。
posted by コトリ会議 at 21:19| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月26日

【公演情報】小ラボ4回め『カコミちゃんは、いつまでたっても』『包帯の白』

三ヶ月連続小ラボの最後は、小ラボ4回め『カコミちゃんは、いつまでたっても』『包帯の白』です。
『カコミちゃんは、いつまでたっても』は梅田公演で上演した牛嶋作の作品、『包帯の白』は今回山本が書き下ろした新作です。
今回の小ラボの新しい試みは、一本を劇団員が演出すること、コトリ会議に初めて出演していただく客演さん、などなど。
会場もおもしろい場所ですよ。皆さまどうぞお楽しみに。

小ラボ4回め
『カコミちゃんはいつまでたっても』
作・牛嶋千佳  演出・要小飴
出演・要小飴 鎌田恵弥 若旦那家康 

『包帯の白』
作・山本正典  演出・オダタクミ(カラ/フル)
出演・牛嶋千佳 要小飴 竹内桃子

日時:2017年
2月18日(土) 16時30〜/19時〜
      19日(日) 11時30分〜/14時〜/16時30分〜
(開場は開演の20分前)
場所:福寿舎 蔵(大阪府高槻市城北町1-9-6) 
料金:1000円(前売り・当日とも)

ご予約は、kotorikaigi@gmail.comまで「ご予約名、日時、枚数、緊急連絡先(電話番号)」をご連絡ください。こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
送信後24時間経過しても返事がない時はお問い合わせください。
受信制限がある方はkotorikaigi@gmail.comの制限をはずしておいてください。


posted by コトリ会議 at 08:01| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月21日

【速報】小ラボ4回め 情報公開第一弾

小ラボ3回め真っ只中ですが、パンフレットにはもう次の予定を記載しております。


情報公開、第一弾です!



小ラボ4回め
『カコミちゃんは、いつまでたっても』
作・牛嶋千佳  演出・要小飴
出演・要小飴 鎌田恵弥 若旦那家康 

『包帯の白』
作・山本正典  演出・オダタクミ(カラ/フル)
出演・牛嶋千佳 要小飴 竹内桃子

日にち:2017年2月18日(土)19日(日)
場所:福寿舎 蔵(大阪府高槻市城北町1-9-6) 


福寿舎ってこんなところ……http://fukujuya-takatsuki.com/


今回も素敵な客演さんをお迎えして、そして、再び、いや三度の演出オダタクミさんとのタッグで、挑戦的にまいります!

時間など、詳細しばしお待ちください!


posted by コトリ会議 at 09:58| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月01日

【公演情報】オーディションとして小ラボ2回め「あなたの隣。の隣に私」

8月に小ラボという企画をやって以来、来年に向けて出演者オーディションをするよってことしかなかったですが、コトリ会議の小ラボ(ちっちゃな実験室&コラボレーション)公演でその作品を発表します。
山本の新作をオーディション用に山本演出と、コトリ会議のメンバーには山本が演出しても面白くないのでコトリ会議に何度も客演してもらっているオダダクミさん(カラ/フル)をお迎えして、小ラボします。
クリスマスだけど、観に来てください。


小ラボ2回め「あなたの隣。の隣に私」
日時:2016年12月25日(日)15:00 / 18:00 (全2回)
(上演時間:1時間くらいを予定)

会場:油野美術館(〒553-0004 大阪府大阪市福島区玉川4丁目5−27)

料金:1,000円(予約制)(定員20席)+ワンドリンク(500円)(ごめんなさい、ドリンク書き忘れ!!

作:山本正典
演出:オダタクミ(牛嶋と要の部分)山本正典(オーディションの人と若旦那の部分)
出演:牛嶋千佳、要小飴、若旦那家康(以上、コトリ会議)
 A.R. 、I.Y. 、K.A. 、F.I. 、O.E. 、M.R. 、W.J. 、K.F. 、O.J. 、M.K. 、U.S. 、S.N. 、F.K. 、N.Y.
(オーディションの人達は全員イニシャルにしました。言いたい人と言いたくない人がいると思いますので)
(初めましてのかたももちろん、君もオーディションなのかなかたもいます。東京や、新潟からの参加もあり)
(人数が多いので、全員出ますが、役はダブルキャストになってます。それで15時と18時があります)

予約:12月4日 AM10:00から
kotorikaigi@gmail.comまでタイトルを「クリスマスの公演」として
@お名前(よみかた)
Aご覧になる時間は15時か20時か
Bご来場人数
Cお電話番号(緊急なことの連絡先として、個人情報は守ります)
をお送りください。
先着順で予約番号をお伝えして行きます。
送信後24時間経過しても返事がない時はお問い合わせください。
そして受信制限があるかたはkotorikaigi@gmail.comの制限をはずしておいてください。

ご来場、お待ちしております。HPtop_小ラボ2.jpeg
posted by コトリ会議 at 12:40| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月27日

コトリ会議2017年「お礼をして回るツアー」キャストオーディションのお知らせ

コトリ会議では2017年に4月から8月まで1ヶ月ずつ5都市で公演をします。対ゲキで回った地域へ単独飛行でお礼をして回ろう公演です。
その出演者募集、オーディションです。
なかなか時間を拘束される企画ですが、得るものは多いです!失うものも少しはあるでしょうけど!
半年近くを一緒に旅公演をしてくれる俳優さんを募集です。
(スタッフでも行きたいよって方もご連絡ください)

■公演の今決まっている内容
『あ、カッコンの竹(仮)』(作・演出:山本正典)
4月20日〜24日@名古屋・ナンジャーレ
5月26日〜29日@大阪・シアトリカル應典院
6月8日〜12日@東京・こまばアゴラ劇場
7月8日〜9日@新潟・えんとつシアター(日程決まりました・追記10/12)
8月末@仙台・10 Box
(日程は予定です、移動日などもあり多少の増減はあります)
(8月の仙台は2月にならないと予約出来ないので未定です)

■公演に参加が決定した場合の条件
公演数によりますが出演料が出ます。(そんなに期待出来るほどではもちろんないですよ。心ばかりを。色々がんばっていきますね)
ツアーの移動費・宿泊費も劇団員と同じレベルで劇団から出ます(劇団員のレベルは低いですよ、劇場泊とかも可能性あるよ)。稽古期間中の交通費などは出ません。
ノルマに類するものはありませんけど、宣伝はして欲しいです。
稽古場は主に大阪市都島区か旭区になります。稽古開始は3月頭から平日夜と土日に長めの予定を調整しながら決めます。

■オーディション参加費の条件
参加は無料ですが、ちょっとした作品を一緒に作ってもらいます。
お客さんを迎えてその作品で公演します。
オーディション資格は性別や国籍は問いません。3月からはじまる稽古に前向きに参加出来ることです。

■オーディション期間
12/17(土)11:00〜18:00
18(日)11:00〜18:00
21(水)19:30〜21:00
23(金)11:00〜18:00
作品発表:12/25(日)昼間

■応募要項
氏名(芸名の場合は本名も)、生年月日(未成年の方は親族の同意書)、性別、簡単な自己紹介文、電話番号を明記し、顔写真を添付しkotorikaigi@gmail.comまで件名を『来年のオーディション』としてお送りください。

■締め切り
11/27(日)
応募者多数の時は書類審査になります。12/5(月)までには結果を連絡します。


お問い合わせ・ご質問がある場合はコトリ会議メールkotorikaigi@gmail.comまでお伺いします。

ご参加、お待ちしておりますー。
posted by コトリ会議 at 00:00| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月20日

これからのコトリ会議《オーディション公演と小ラボについて》

皆さま、こんばんは。要小飴です。
さて、ツアー公演のオーディションについての情報がぽつりぽつりと出ておりまして、情報拡散にご協力いただきありがとうございます。ご興味がありましたら、ぜひぜひご連絡くださいね。よろしくお願いします!

さあ、さてここで、このオーディションに伴う小作品の発表で、上演される山本新作のタイトルをお知らせします!
(実は今日まで若旦那が出演させていただいた、かのうとおっさんさんのパンフレットにすでに載せてもらっていました。皆さま見ていただきましたか?)

☆★☆★☆

コトリ会議 小ラボ2回め オーディション企画
『あなたの隣。の隣に私』
作・山本正典

☆★☆★☆

先日の山本のブログでもありましたが、劇団員もこの公演に参加します。
私たちにとっては、オーディション参加者の皆さんとのコラボレーション、ということで、小ラボ2回めと銘打っています。そして、私たちの演出をしていただくのは、カラ/フルのオダタクミさん。「今年の客演ラッシュも終わり……」とつぶやかれていたところを、ガシッと、ガシッと腕を掴んで申し上げたのですね、どうか私たちとお芝居を作ってください、と。
この小ラボ2回めについては、まだオーディションの募集が締め切られていませんので(だから、皆さんご検討くださいね!)、日にち以外の詳しい情報はまだ発表されていませんが、12月25日(日)はぜひコトリ会議にもお時間をいただければと思います!

それから、もう一つ。
実は、私が出演させていただいたピンク地底人さんのパンフレットには、「コトリ会議 小ラボは12月から三ヶ月連続」と載せてもらいました!

12月にオーディション公演で、1月は……?ということで、ここで、1月の小ラボ3回めについて、一足先に情報公開いたします!

☆★☆★☆

コトリ会議 小ラボ3回め

『節電』作:山本正典
『天井のもくめが怖くて泣いた』作:牛嶋千佳

◯演出:オダタクミ(カラ/フル)

◯出演:牛嶋千佳
                要小飴
                辻崎智哉(Quiet.Quiet)
                水木たね

◯日時:2017年
                1月20日(金)19:30〜  
                1月21日(土)14:30〜/17:00〜/19:30〜
(開場は開演の20分前)

◯会場:谷町空庭(大阪市中央区常盤町1-1-8)

◯料金:1000円(前売・当日とも)

◯予約定員:15名
  ※当日券もございますが、座席数が限られますので、事前のご予約をお願いいたします。
  ご予約は、kotorikaigi@gmail.comまで「ご予約名、日時、枚数」をご連絡ください。こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。

☆★☆★☆

今回は、梅田公演で深夜2時回にだけ上演した、山本作『節電』をリライトしたものと、劇団員の牛嶋千佳の新作『天井のもくめが怖くて泣いた』の二本立てです!
そして、演出は引き続き、オダタクミさん(カラ/フル)です。オダさんにはしばらくコトリ会議にお付き合いいただきます。よろしくお願いします!
辻崎さんと水木さんという素敵なお二人にも出演していただけることが決まりました!
なんとも、わくわくする組み合わせです。

来年のことを言うと鬼が笑うそうですが、ムフフと笑ってもらいましょう。コトリ会議頑張りますよ。
今後こちらの情報も、少しずつお知らせしていきますので、よろしくお願いいたします!


それでは、今日はこの辺で。

posted by コトリ会議 at 19:01| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月03日

オーディション公演について

コトリ会議の山本です。

ちょびちょび内容が発表されています、コトリ会議の次回の活動。

今日は、次回の活動について、今決まっている事をお伝えします。

コトリ会議が、来年のツアー公演のオーディションを行う事は、すでにブログに掲載しました。

そのオーディション、何日か稽古して、実際に作品を発表する形です。

その作品について。

発表日は、12月25日です。
開演時間は未定、回数も未定です。
場所も未定です。
世間ではその日がどういう日かは知りませんが、お芝居に今の全てをかける僕達にはちょうど良い日取りとなりました。日曜日ですし。

作品の題名も未定ですが、作品の形は決めています。

オーディション組と、コトリ劇団員組と、場面を分けて、1つのお話を作ります。

例えば、場面1をオーディション組の出演にして、場面2は劇団員組の出演、そして場面3は再びオーディション組の出演という形です。

この形が決まるまでに、劇団内では血みどろの話し合いがありました。

ある日、オーディションについて話し合っていると、山本は不思議な事に気付きました。

劇団員牛嶋の発言です。
「オーディションとか受ける人大変だよね、山本って性格超悪いし」せんべいポリポリ

続いて劇団員小飴
「まあ、誰が最後まで残れるか見ものですね。この上ない娯楽だわ」チョコむちゃむちゃ

劇団員渡邊
マシュマロちゃぷちゃぷ

劇団員若旦那
「あ、すいません、辛いもんきらしてまして、すいません買っちきます」


こ、こいつら、完全に他人事だと決め込んでやがる…!

山本は覚悟とお菓子を決めました。
「お前らも受けんだよオーディション!」バナナざっくううう

劇団員からは非難の嵐です。
なぜ劇団員である私達がオーディションを受けるのか!
そんなことをしたら落ちること必至ではないか!
山本がオーディションを受けてこい!

結局、劇団員がオーディションを受けるという事には、なりませんでした。

そのかわり、同じ作品に出演する事で、劇団員にも競ってもらいます。

観に来てくださったお客様はどう受け取ってくださるでしょうか。
今から楽しみです。

と、そのまたそんなある日、劇団会議に出席すると、そこに、カラ/フルの織田さんが座っていらっしゃるじゃありませんか。

劇団員牛嶋
「私達、この人に演出してもらうから」


!!?

なんと、劇団員同士共謀し、織田さんに演出をお願いしていたのです。

このままだとオーディション組にとって食われるからって、織田さんにお願いするだなんて!

織田さん
「あ、やまもっち久しぶりー」

久しぶりじゃねえええ


どこまで他人頼みな劇団員なのでしょうか。

そんなこんなでオーディション公演は面白い形になりました。

脚本は、山本正典
演出は、オーディション組を、山本が。
劇団員組を、カラ/フルのオダタクミさんが担当します。
総合演出が、山本です。

どんな作品に仕上がるのか、未知未知として全くもう愉快がこみ上げてきますね。

また、詳細が決まり次第、発表します。

ぜひ、観にいらしてくださいー

山本
posted by コトリ会議 at 16:48| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月03日

これからのコトリ会議〈東京公演&8月小ラボについて〉

こんばんは。
コトリ会議の要小飴です。

本日7月3日(日)、対ゲキ東京公演でお世話になったこまばアゴラ劇場の2017年度の前半期ラインナップが発表になり、そのなかに、なんと、コトリ会議新作公演が並ぶことになりました!


コトリ会議は2017年6月の第2週目に公演を行う予定です。
再び、東京のお客様にコトリ会議の作品をお届けできる機会をいただきましたこと、劇団員一同とても嬉しく思っております。
公演詳細は、またブログ、Twitterなどでお知らせいたしますので、しばしお待ちください。



そして、今日はもう一つ。
8月14日(日)の小ラボの詳細も発表します!


☆★☆★☆

コトリ会議新企画
小ラボ1回め「小鳥。名前はコネリ。」
作:山本正典
演出:原竹志(兵庫県立ピッコロ劇団)

5都市のツアーを終えて代表の交代、劇団員の退団を経て新体制になったコトリ会議が俳優としての熟練を目指し、コトリ会議の作品を劇団外から演出家を招いて最小規模の公演を実験的におこなう企画として小ラボ(小さなラボラトリー、コラボレーションの意を込めて)をおこないます。
1回目の作品は大大阪舞台博覧会vol.2で上演された『小鳥。名前はコネリ。』を芸術創造館内でもっとも小さな部屋で、演出には『あたたたかな北上』でコトリ会議の作品を体現していただいた兵庫県立ピッコロ劇団に所属する俳優・原竹志氏を招いてお送りします。
ふらっと15分ほどの作品を観に来るには難儀かもしれませんが、周辺の甘味どころなどを記した地図をご来場の際はお配りいたします。
もしお時間ございましたら、足をお運びください。

日時:2016年8月14日(日)5回(12:00 / 14:00 / 16:00 / 18:00 / 20:00)
 上演時間15分程度
 終演後20分程度、企画や作品に関してお客様と振り返りをおこないます

会場:大阪市立芸術創造館2階<制作者ボックス>

定員:1回5名
入場料:500円

出演:牛嶋千佳 / 要小飴
制作:若旦那家康

問い合わせ:090-9273-4609 / kotorikaigi@gmail.com

☆★☆★☆

ということで、対ゲキ大阪、東京でお世話になった原竹志さんに演出をお願いして、「小鳥。名前はコネリ。」を上演いたします。
もう一度この作品と向き合うとともに、外部からお招きした演出さんと向き合う、コトリ会議にとって新しい取り組みです。この小ラボがどんなものを生み出すのか、どうぞご期待ください。

それでは、今日はこのへんで。

要小飴

posted by コトリ会議 at 20:36| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月22日

室屋和美退団のごあいさつ

室屋和美です。
このたびコトリ会議を退団することになりました。
長い間みなさまには暖かい励ましの言葉をいただいたり、
劇場に足を運んでいただいたり、たいへんお力添えをいただきました。
ありがとうございました。

正式な入団は2012年の1月でしたから、かれこれ4年以上の在籍でした。
今後は個人で劇作活動をメインにお芝居を続けていく予定です。
また皆様と会える日を楽しみにしております。
会いましょう。会いに行きます。よろしくお願いしますね。

コトリ会議を辞めるのは、コトリの舞台がとても面白いからです。
私はいつも舞台の上で、こちらを観察しつづけるお客さんと、
汗だくの役者たちを交互に見ていました。
「オモロイなぁ」「緊張感たまらん」「いいセリフだ」など思いつつ。

いやいや。集中しとらんやないか。ということですよ。
でもどうしても毎回そうなってしまうのです。
半分役者、半分お客さん。コトリ会議の舞台ではいつもそうなんです。
楽しくてね。結構困ってました。悩みどこでした。

コトリでの最後は、対ゲキで五都市ツアーまでさせていただいて。
うっとり。夢のようなひととき。沢山の方に出会えてとても幸せ。
いかん。いかんよ。贅沢。ますます楽しくて困ってしまう。
しかし私は堪能してしまったのです。楽しみの海に溺れ狂う室屋。
反省の種は尽きることがありません・・私は欲望と快楽丸出しで
対ゲキを終えてしまったのでありました。

ということもあり。
これからはまじめに怖い顔して台本書きたいなと。禁欲生活です。
どうか私のみならず、沢山のお客さまに「たのしい」をお届けできますように。

退団については少し前から決まってました。
代表交代のタイミングでのご報告は意味ありげですけど、関係ないのです。
劇団イチのコメディエンヌとしては別れの報せは最後で、と考えてました。
皆さまには不義理をして申し訳ありませんでしたが、どうかお察しください。

山本正典にのれん分けをしてもらったつもりでいます。
山本作品に嫉妬しています。
劇団員にはたくさん優しくしてもらいました。みんないい人ばかりでした。

あまり身内を褒めてもアレなので、このへんで。
焼き肉は私の夫がこづかいをくれた時に。たぶん。時々。
いや、余裕ができたら。まれにご馳走したいと思います。

最近神戸から大阪に引越しました。
街で見かけましたら気軽にお声かけください。
長いご挨拶にお付き合いいただきありがとうございました。
今後ともコトリ会議とわたくしをよろしくお願いいたします。

室屋和美

2016-04-22 0 39 54.jpeg


posted by コトリ会議 at 00:50| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月19日

コトリ会議代表交代のお知らせ


山本です。

コトリ会議からお知らせです。

2016年4月19日をもって、山本が劇団コトリ会議の代表を降ります。
新しく、劇団員の要小飴(カナメコアメ)が代表になります。

コトリ会議作品では、「いい匂いの人がブラブラしてる」「はなの台ふき」「くるいって何処からくるの」「チラ美のスカート」「新幹線も弾く毛布と愛おしい明け方」に出演しています。
また、演出助手、小道具制作として、コトリ会議の作品を支えています。


きっかけは、対ゲキツアーの新潟公演から山本が戻ってきた時に、稽古場で発した一言でした。

「芋煮がさ、おいしかったんだよ…」

作品制作でちょっぴり疲れた山本。新潟公演の稽古中(新潟公演の稽古は、山形県で三日間行われました。短いっ!)、お泊まり先でふるまわれた芋煮が、涙が出る程おいかった、窓から見える日本庭園、その先に広がる田園風景とあいまって、久しぶりに日本人としての安らぎを思い出したというのです。

その話をする山本の黒目を見た劇団員は揃って、「こいつはすぐにでも故郷に逃げ帰って、お布団から出てこない気でいやがるぞ」と直感したのです。

すぐに稽古場のドアに鍵がかけられます、外から。窓は、そのサイズにぴったりのベニヤ板によって塞がれ、日光が遮断されます。
時すでに遅し。山本が気づく頃には、劇団員による包囲は完了していたのです。

何処から用意したものなのか、卓上明かりが、グイッと山本の顔に向けられます。
眩しさに目を細める山本が、逆光の向こうに見たものは、恨みと欲望で歪みきった劇団員の笑顔でした。

「ここでやめさせるわけにはいかない」
「一人で逃げるのか」
「早く大物プロデューサーを紹介しろ」
「馬鹿な人。私はうまく抜けてみせるわ(室屋)」

恐ろしいことです。
演劇というのは片足を突っ込んだが最後、よほど賢くない限り、身も心もズタズタになるまで抜け出す事が出来ないのです。

暗闇の中、浮かび上がるのは山本の泣きべそ。
泣き言よりもダメ出しを求めてくる、ギリギリに尖った劇団員の声。

幾日が過ぎたでしょうか。
山本の足枷を解いたのは、用意周到に窓枠ぴったりのベニヤ板を持ってきていた要小飴でした。
全ては彼女の手の内だったのです。
「芋煮…芋煮…」うわ言を繰り返すだけの山本に見切りをつけた彼女は、お得意の甘ったるい声で提案を始めます。

「私を代表にしてはどうか」

勝った…
表情一つ崩さずに、要小飴は心で呟きます。
劇団員も心で呟きます。
「あ、そういえば代表は山本だった…」
皆がそう思う程に、既にコトリ会議の内側は、彼女が仕切っていたのです。
そしてさらに恐ろしい事には、スルメみたいにカサカサになった山本をさらにさらにしぼりあげて、作・演出としてこき使う腹積もりなのです。
山本に拒否する事は許されませんでした…。


僕の主観も通してますから、少しは誇張もあるかもしれませんが、大まかにこんな感じです。


今までコトリ会議を応援してくださった皆様、本当にありがとうございます。

要小飴は本当に俊敏になんでもこなします。少なくとも山本よりはこなします。
これからのコトリ会議にご期待ください。

また、これからコトリ会議を応援してやろうかと思案してくださっている皆様、そのまま、ぜひにお願いいたします。

まだ次の予定も発表出来ない状況ではありますが、今まで以上に面白い作品を作るため、あれやこれやと話し合っています。

これからのコトリ会議もひょいひょいと、覗いてくだされば幸いです。


コトリ会議
山本

posted by コトリ会議 at 22:45| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月18日

室屋和美退団のお知らせ

山本です。

春は出会いと別れの季節です。

まあ、

考えてみると夏も秋も冬も出会いと別れの季節です。
年がら年中いつでもどこでも、出会い別れはつきものです。


コトリ会議にも一つの季節がめぐってきました。

劇団員の室屋和美が、4月18日づけでコトリ会議を退団します。

生活環境がかわった事も理由の一つではありますが、何より喜ばしい理由は、彼女がまた一つ、演劇への関わり方を発見して、それに挑戦したいというものです。

室屋さんはお芝居を作る事をやめるつもりではありません。
主に劇作家として、演出家として、彼女の色濃いお芝居を作ってゆくのです。

これからの室屋さんの活躍にご期待ください。

おめでとう室屋和美!!


…残された劇団員はさびしくなります。
しかしご心配には及びません。
コトリ会議にはこういう時の為の救済措置があるんです。

それは、退団した人は、劇団員に毎月一回焼き肉をおごるというもの!

おめでとう僕たち!

このブログを読んでくださってる皆様チャンスです。
今、コトリ会議の劇団員になれば、毎月一回焼き肉が食えます、はずです!

そして、この救済措置が発動したことは未だかつてございません!

この前東京で会ったコトリ会議前代表はぬけぬけと、「そんなの守るわけないじゃんバカじゃないの」と片付けました。


僕たちは室屋和美を信じている。

彼女のこれからの活躍を。

そして焼き肉を…!


室屋さん、お疲れ様でしたー!!
76E0375F-E5AE-48DF-A045-DD648010CB0F.jpgF88CA4B9-2143-4ECA-A2E3-05167B926463.jpg


(山本が覚えているかぎりの、室屋和美コトリ会議での略歴)

・西暦2010年か2011年
コトリ会議劇団員が二人になる。
劇団のっとりのチャンスと考えた室屋和美、コトリ会議入団。本人曰く、入団理由はコトリ会議を終わらせたくなかったから、だと。

・2012年8月
コトリ会議演劇公演10回め「もうひとつは君のぶん」出演。
真面目な役をさせるも演出納得せず。劇団内での彼女の役者としての役割が、喜劇女優として定まる。

・2012年10月
伊丹アイホール自主企画「北村想の現在/座標」リーディング公演に参加。
リーディングやのに1ページ台詞をすっ飛ばして読む。切羽詰まって同じ台詞を5回繰り返す。客演さんに収集してもらい赤っ恥をかく。演出も赤っ恥をかく。僕はまだ覚えている。

・2013年4月
コトリ会議演劇公演11回め「にくなしの、サラダよ」出演。
お芝居中に皆に抱擁する場面の室屋がぎこちない為、血を吐く程練習する。演出、ダメ出しし過ぎて血を吐く。

・2013年11月
コトリ会議梅田公演「いい匂いの人がブラブラしてる」脚本。
3つの短編公演の一つの脚本を担当。
室屋脚本好評を得る。
演出ひがむ。

・2013年大晦日
名古屋のミソゲキに役者として参加。
名古屋の皆さんに室屋和美モテる。
劇団員皆でひがむ。

・2014年2月
コトリ会議演劇公演12回め「こりす池のともぞう」出演。
場当たりのくそ忙しい最中、室屋和美、ちょっと高さを上げた舞台にひょいと上がれない事実が発覚。主に体格が原因。
演出から、「芝居のためでなく健康の為に痩せてくれ」と懇願される。

・2014年6月
コトリ会議演劇公演13回め「はなの台ふき/おなかごしのリリ」前説で参加。
普段役者で立つより笑いをとる。また一つ、コトリ会議での立ち位置が「前説役者」と定まる。

・2014年10月くらい
コトリ会議代表、室屋を正式な劇団員に格上げしていなかった事に気づく。今まで仮劇団員という肩書きであった。室屋、代表に平謝りされる。

・2014年12月
コトリ会議演劇公演14回め「社会のまど開放戦線、秋」出演。
衣装の浮き輪が妙にしっくりおさまる。
演出、笑いを堪えるのに必死になり稽古進まず。公演中止を考える。

2015年5月
gate#13にコトリ会議「チラ美のスカート」で参加。室屋、演出助手と照明操作を担当。
照明操作がテンパって務まらず、他劇団員と交代する。でも本番ではブースに入り、一所懸命勉強する。

2015年10月〜2016年4月
対ゲキのコトリ会議作品のうち、名古屋、大阪、東京公演に出演。
この頃になると、喜劇女優としての才能が開花して、バンバン笑いをとる、はずであった。
相変わらず、テンパると、台詞をとばすし、どうしようもなくなるけれど、調子にのっているときの室屋和美は、本当に面白かった。
今まで本当にありがとうございました。
D1271908-DA74-469E-A51F-B72516921B02.jpg


コトリ会議
山本

posted by コトリ会議 at 22:16| Comment(1) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月01日

はじまるよ!全員集合!

只今、新幹線内でホントにもうすぐ新横浜ですーってアナウンスでホントに東京向かってるんだーってポカーンとしてました。渡邊です。

今日、4/1(金)の夜7時からこまばアゴラ劇場で対ゲキ東京公演が始まります。

出演メンバーは一足先に東京行って頑張ってます。

先日の最終稽古。
特に最後から2回は通し通しを繰り返してました。


皆がそれぞれ悩んで、苦しんで、もがいて生まれた作品は、大阪公演での作品の再演と言えど、まったく別物の印象が強いです。

東京でコトリは初めてって方にも勿論ですが、Twitterで小飴さんが仰ってた通り、大阪公演での『あたたたかな北上』を知ってる方にも是非、見比べていただきたいなぁと思います。


初回は19時から。
当日券も若干出るそうです。
迷ってる方も是非是非ー!

因みにタイムスケジュール兼、残席状況。

【対ゲキだヨ!全員集合タイムスケジュール兼、残席状況:31日23時現在】
4/1(金)19:00…×(当日券若干販売)
2(土)13:00…×(当日券若干販売)
2(土)18:00…△
3(日)11:00…△
3(日)16:00…△
ご予約→https://t.co/KEsmxWsJQr

会場○こまばアゴラ劇場
上演時間○2時間25分
3団体各40分・途中休憩2回有り

料金・見どころなど詳細!↓
https://t.co/Zt9gyanCHB

20160401115155079.jpg
20160401115206261.jpg

画像は最後の通し前の円陣と、小中さんが教えてくれた画期的な自撮り方法での全員写真。

作品はしっとり系と謳われてますが皆熱いです!
posted by コトリ会議 at 11:53| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月19日

くりくりと、ぐるぐると、

寒さが和らいできましたね。

1週間くらい前に寒い寒いといいながら暖房つけるのに抵抗する気持ちをもて余してたのがウソみたいだなぁーとボンヤリ考えてます。渡邊です。

その1週間前の一日稽古では、
まずボールのゲームを行い、その後にお口の運動を。

20160319122607459.jpg

担当している役と関係なく、その台詞の役になりきりながら、順繰りに台詞を回し読みしていく、というものです。

ちなみに同じとこを2回トチると真ん中でペナペナダンスとやらを踊る、という愉快な罰ゲームがございます。

コトリの台本は自分の中に落とし込むのが難しいとよく言われる為か、やる側はトチらないように、込み入った台詞が当たらないようにと、ドッキドキ。

片や、見ていた私は悠々と、端から違う人がその台詞を読むとまた違った雰囲気に聴こえて面白いなーと楽しんで見てました(笑)

誰が罰ゲームを食らったかはご想像にお任せしますね。
因みにその人のダンスはホントにペナペナと、キモ面白かったです(←誉め言葉)

そんなアップ後はひたすら稽古。
役の中身をひたすら色々試した前回とは違い、この回は位置や体勢など、物理的に異なることを試みました。

大阪公演時とは会場も違う為、異なった空間の使い方もできるので、この辺この位置でしてみよう、ここ使ってみよう、この角度では…などなど沢山、いろんな素材を付けたり外したり捻ったりと試していき、新たな可笑しみが生まれてました。

そんな中での写真。
20160319122827811.jpg

『ここ、こうしたらどうなるか見たい』という意見でやってみた時の写真です。

果たして本番で使われるかは、当事者全員、今のところは謎。
今回の稽古期間は何度も何度も、実験して繋げて壊して探っていきますので。

また違う日の稽古でも『ちょっとぶっ壊してみましょうか』という試みもしてました。

なにやらBGMに"男の子が燃えそうな曲"も流したりして。
因みに試みた結果は、『あ、これは違うね。という成果は得ました(笑)』でした(笑)


また壊して、作って作って。

勿論稽古なので、楽しい空気以外にも、生みの苦しみとの葛藤も生まれております。

20160319122952470.jpg
20160319122959342.jpg
数が重なるに連れ、発生していくジレンマ。

一人一人、何かしら思うところと向き合いながら、目の前の壁を打破しようと悩んでもがいて。

やったことを振り返りながら、更にそこから上を目ざしてぐるぐると。

この螺旋階段みたいな惑いの先は、どのような姿になるのか。

4月まで残り半分。
いよいよ佳境にさしかかっております。
posted by コトリ会議 at 09:33| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月12日

生まれて崩してまた生んで

温かくなってきたと思ったらいきなり冬の気温に戻っちゃったので暖房を入れるときふと、ホントにつけて良いのか…?!と、なにやら抵抗が生まれます。渡邊です。
まあ結局つけるんですけどね暖房。


さて、先日の稽古。

まずはアップにボール。
その後は台本の読み合わせ、でした。


今回の『あたたたかな北上』は云わば[再演]です。
だから台本は基本的には同じ作品です。

ですが、大阪公演とは全く別のモノにしたい。
という山本さん。


その為にはどうしたらいいか。

目指したいモノはどういうものか。

どう見せたいか。

ソコに近づけるにはどうしたら良いか。

意見を交わしたり、考えたり。
"会議"をしました。


そしていろんな素材を取り入れては壊し、取り入れては壊し、を繰り返し行いました。
20160312112302815.jpg
20160312112212916.jpg

正解というものはないけど"提供したいモノ"に近づけるために、今回の稽古期間ではアレやコレやと試して、いろんな効果を生んで、見えたヒントを取り出して紡ぐ為に、色々試して探していきます。


この日もいっぱい生まれました。
でも次の稽古ではリセット。
さて、どんなモノが生まれるのやら。

次の稽古もしかと、その過程を見届けていきたいと思います。
20160312112359086.jpg

これは一瞬ドラゴンボールの話になったときの写真。
良い笑顔!

魔貫光殺砲…漢字変換どうだっけとネット開いたら女子高生のアクティブな写真にびっくらこきました渡邊がお届けしました!

ではではー。
posted by コトリ会議 at 11:31| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月07日

始まりました!稽古!

ご無沙汰してます。渡邊です。

大変遅くなりましたが、大大阪舞台博覧会では関係者の皆様、ご来場いただいた皆様、気にかけていただいた皆様、ありがとうございました。

『小鳥。名前はコネリ。』
20160307184026825.jpg

いかがでしたでしょうか?

とても短くシンプルな作品でしたが、観た人の中に何か残るものがあれば良いなぁと思います。


さて、少し期間が空き、先日とうとう対ゲキ東京公演の顔合わせがありました!

20160307184040609.jpg
20160307184057984.jpg

作品は大阪公演の作品と同じ、
『あたたたかな北上』ですのでメンバーも最早お馴染みの顔ぶれです。

改めて、よろしくお願い致します。

この日は小屋入りから帰りまでの期間についての打ち合わせをし、台本(変成版)の読み合わせ。

果たしてあのセリフ、あのシーンは変わっているのか…!と、いろんなドキドキの混じった状態からスタートした読み合わせでした。

そして終わった後は皆で焼肉!!
…肝心のお肉の写真はお肉に夢中で撮り忘れてしまいました…。
理性は空腹の前だと呆気なかったです。
すみません。


なんとこの日は伊丹AIHALLで本番中だった、対ゲキ仙台、新潟、名古屋公演でオレンヂスタに出演されてたる正和さんが本番後に駆けつけて下さいました!
20160307184237032.jpg
るさん合流後の写真です。

出演中の少年王者館の話や、対ゲキの感想など、いろんなお話をしてくださいました。

次の日に公演を観る予定だった若旦那さんは嬉しそうにるさんや観たメンバーにリサーチかけてましたよ。

お話しながら焼肉食べて、タンパク質やらなんやらで満腹になったとこでお開き!

これからまた期間は短くはありますが、蓄えた活力を使って稽古で作品を再構築して東京にお届けしますよ!

またこちらにも稽古の写真や日記を上げていきますのでお付きあいいただけると嬉しいです。

よろしくお願いします。


ではでは、本日も稽古場へ行ってきます!

渡邊でした。
posted by コトリ会議 at 18:46| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月29日

大阪公演、無事に全日程終了しました。からの、

対ゲキが終わって日常、日常、の日々です。

まだ昨日のことのような感覚が残ってて、
でももう大阪公演から2週間経ってるのかと思うと信じられない…とカレンダーを睨み付けることが日常の中の習慣となりつつあります。渡邊です。


大変遅くなりましたが、『対ゲキ』大阪公演、無事に全日程終了しました。

ご来場いただいた皆様、応援してくださった皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。
20160129125558213.jpg
大阪公演のキャスト、スタッフ、家族全員集合写真です。
壱劇屋さんも期間中、ゲストで来てくださった時のものです。

対ゲキ、いかがでしたでしょうか?

三都市を巡って、ホームの大阪でも『対ゲキ』を知っていただけてうれしく思います。
また、ご来場いただいた皆様が楽しんで頂けていたことを願うばかりです。

ちなみに私も拙いながらも駄菓子屋とおばあちゃんを内心、すごく楽しんでました(笑)
話相手になってくださった皆様、手伝ってくださった皆様ありがとうございました…!


さてさて、次回の対ゲキ東京公演の4月までの間いくつかコトリ会議は公演情報がございます!

まずはコトリ会議のメンバーの一人、
若旦那家康の客演情報です。

こちらはもう間近!

今月30日…明日ですね。
わ、明日か、遅めでごめんなさい。

30日(土)、1日限定の公演だそうです。

コトリでの若旦那家康しか見たことない方やスタッフや制作としての若旦那家康のイメージが強い方は必見かと!

ダンナさん曰く、
「結婚感を確かめる作品」なんだとか。

結婚感…私もちょっとゆれそうですな。

『うめるな、ゆれろ』

1/30(土)15:30/18:30

料金/前売り1500円(予約制)、当日1800円

会場/Cafe Slow Osaka(十三)
上演時間は約60分だそうです。


そして以前にも、Twitterにも流しておりますが、
コトリ会議も大大阪舞台博覧会に出演します!

コトリ会議は2/7(日)、15時から上演です。

今回のタイトルは
『小鳥。名前はコネリ。』 です。

先日、とうとう稽古が始まりました。

20160129123408791.jpg

真剣な表情で台本と向き合って、作品からのイメージを話し合ってる皆の図。

牛嶋さん、小飴さん、そして私も、台本を読んだ共通の感想は「今回は"コトリとしては"珍しい感じがする」でした。

皆様の目にどう写るのか、ワクワクしてます。


予約はこちらから可能です。
大大阪舞台博覧会は単品では500円、1日通しでも2100円で沢山の作品、団体を観ることができますよ。

大大阪舞台博覧会は4日間ありますが、どの団体も1日限定!お見逃しなく!です!

コトリ会議は2/7の15時から!

大事なことなので2度言ってみました。

予約はこちらから!

【 公演予約フォーム URL】
https://t.co/iYo11dpjFc

よろしくお願い致します。


ではでは、渡邊でした!
posted by コトリ会議 at 12:38| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月13日

最終稽古、のち、ラーメン!

終わりました。最後の稽古。

最後の稽古日はボールのアップをやった後に、通しを1回。
その後に気になるところを返したり、細かい擦り合わせや確認をしたり。

ここ最近の稽古はアップ&怒濤の通し祭でドタバタした印象が強かったのですが、最後の稽古はすぅーっと、静かに、静かに終わりました。

終わった後は『ああ、終わっちゃった…っ』てなにやらセンチメンタルな心地でしたがそれも一瞬。

「ラーメン行きましょう!」
と、代表・山本さんの一声で一気にワチャワチャ賑やかになりました(笑)

そんな感じのワチャワチャとラーメン食べてる風景です。(室屋さんが撮ってくださいました!)
20160114082658332.jpg

明日からは小屋入りから本番まで時間を一気に駆け抜ける忙しさになりますが、皆で頑張ります!

応援、よろしくお願いします!

【 対ゲキだヨ!全員集合 〜お題は家族♨︎3劇団で3県回るヨ!!!〜 | 大阪公演 URL】
http://taigeki3kazoku.wix.com/index

ご予約も是非是非!お待ちしておりまーす!

渡邊でした!
posted by コトリ会議 at 01:29| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月12日

エリンギは美味しい!セクシー!良いよね!

エリンギは輪切りにしてバターと醤油で炒めて食べるのが好きです。渡邊です。

タイトルは昨日の稽古中に突発的に飛び交った言葉です。

昨日は通し祭でした。
3回通しをし、気になるところを返し返し。

3回の内、1回はアップとして、
"台詞を早く回しながら、どこかでエリンギを褒める一言を言う、言った人以外はリアクションをする"
ってルールで通しましたよ。


シーンに慣れず身構えずに新鮮さを保つってことが目的なのですが、もー皆、遊ぶ遊ぶ。盛大に遊んではりました。

イレギュラーなことが連発で笑いまくりました。
腹筋痛かった…。

流石なのが、エリンギに盛大に反応した後、事前の打ち合わせとかもなかったのに皆、スッと本来の流れに戻るとこです。

いつも繰り返しやってることと違うことが起きて、ワチャワチャしてたのにいつもよりもあっという間に終わったなと感じました。

同時に、そのつもりはなくてもやはりシーンに慣れてしまってたんだと実感させられました。

そんなアップをした後の通しは新鮮さも復活してまして。

プロンプという、もしもの際に台詞を飛ばすお仕事をしながら見てましたがいつもよりも更に惹き込まれて
笑うことは勿論、気づいたらちょっと泣いてました。

たまに目頭熱くなるってことはありましたがプロンプしながら泣いたのは初めてだったのでビックリしました。

改めて『あたたたかな北上』、いろんな人に観てほしいなと思います!


ご予約、まだまだ行けますよー!

【 対ゲキだヨ!全員集合 〜お題は家族♨︎3劇団で3県回るヨ!!!〜 | 大阪公演 URL】
http://taigeki3kazoku.wix.com/index

よろしくお願いします。


20160113132040314.jpg

ちなみにこれは休憩時の一コマ。
休憩と共に相撲が始まりました。
わたしが認識してた"相撲"と違う…

渡邊でした!
posted by コトリ会議 at 04:52| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月11日

神様にもお願いしてみました。

稽古の期間もあとわずか!

10日の稽古は転換の稽古を一通り行い、通しを2回行いました。

面白くなってきてます!

緻密に、丁寧に創り込んできたこともあり、通しが終わった後のエネルギーの消耗具合が目に見えてすごい。

演る側もですが、見てる側も惹き込まれてしまう為、無意識にエネルギーを使ってるらしく、
通しの直後は皆、ブハーって息を吐いて暫く無言になっちゃってました(笑)


通し2回をやってヘロヘロになった後、
1月10日は十日戎の真っ只中だったこともあり、稽古後に皆でえべっさんに行ってきました!
20160112135508902.jpg

『対ゲキ』が成功しますようにと、お参りです!


何気にコトリのメンバー内ではえべっさんを知らない率が高かったので、
小中さんや若旦那さんにえべっさんのことを簡単に教えてもらって、予習してからお参りに行きました。

お参りした後は皆でおみくじを引いて見せ合いっこしたり。
20160112135525907.jpg

各々気になる出店で食べたり飲んだり。
20160112135604947.jpg

お祭りもしっかり、楽しんできました!

お酒飲める組曰く、疲れた身体に染み渡って美味しい!とのこと。

私もからあげや揚げつくね、お汁粉、たい焼きとついつい羽目とお財布の紐を取っ払っちゃいました。

ご利益とともに活力をもらって、
残り2日、皆で頑張りたいと思います。


ご予約、まだの方で行く予定だよーって方!
こちらに予約フォームありますよ〜。

【 対ゲキだヨ!全員集合 〜お題は家族♨︎3劇団で3県回るヨ!!!〜 | 大阪公演 URL】
http://taigeki3kazoku.wix.com/index


よろしくお願いします!

渡邊でした!
posted by コトリ会議 at 10:55| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月08日

びっくりぽんでした。

20160108183354275.jpg
稽古稽古の日々でございます。

昨日の稽古中に教えてもらって知ったのですが、
なんと!
20160108183118315.jpg

毎日新聞の夕刊に対ゲキの大阪公演についての記事を缶の階さんの記事と共に掲載して頂いてました!
びっくりぽんです!

20160108183218469.jpg

写真は短距離男道ミサイルさん!
写真が写真なだけにインパクトはあるかと思います。
実物見たらもっとスゴいのですよ…。

記事を読んだ方は是非、劇場でお目にかかってほしいと思います!


ご予約はこちらから!
【 対ゲキだヨ!全員集合 〜お題は家族♨︎3劇団で3県回るヨ!!!〜 | 大阪公演 URL】
http://taigeki3kazoku.wix.com/index

割引、使っちゃってくださいね!

本番まであと1週間!

あれ!?もう1週間!?早い!!
これまたびっくりぽんです。

ただ、使いたいが為に"びっくりぽん"を挿入しまくりました。渡邊でした。
(驚いたのは本当です…っ)
posted by コトリ会議 at 18:36| Comment(0) | コトリ会議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする